「2度とないこと祈りたい」爆発事故で10歳男児が死亡 11年ぶりの花火大会復活に母親「いつかは空と一緒に見に行けたらなぁと」

AI要約

京都府福知山市で11年ぶりに復活した花火大会。爆発事故を受けて中止になっていたが、今年は安全対策を徹底して開催された。

2013年の事故で3人が死亡し、54人が負傷。その後、花火大会は中止になっていたが、露店の調理方法を見直し、花火大会が再開された。

事故で亡くなった少年の母親は、安全を祈りつつも再び花火大会に参加することを希望している。

「2度とないこと祈りたい」爆発事故で10歳男児が死亡 11年ぶりの花火大会復活に母親「いつかは空と一緒に見に行けたらなぁと」

 爆発事故を受け中止となっていた京都府福知山市の花火大会が11年ぶりに復活しました。京都府福知山市の夜空を大輪の花火が彩りました。

 2013年、花火会場の河川敷で露店の店主が発電機に給油しようとした際、携行缶からガソリンが噴き出して爆発。3人が死亡、54人が重軽傷を負い、大規模な花火大会はそれ以降中止となっていました。

 今年は露店の調理方法を炭火とIH調理器具に限定するなど安全対策を徹底して11年ぶりに開催されました。

 事故で亡くなった山名空くん(当時10)の母親はMBSの取材に「事故が2度とない事を祈りたい。この花火大会が続く限り、いつかは空と一緒に花火を見に行けたらなぁと思っています」などとコメントしています。