千葉ジェッツにNBA渡辺入団 ファン「優勝に導いて」 背番号は1
米プロバスケットボールNBAで活躍した渡辺雄太選手（29）が千葉ジェッツに加入することが発表され、ファンの期待が高まった。
206センチ、98キロの渡辺選手は、NBAから帰国し、ジェッツで新たなプロバスケットボール人生をスタートさせることをコメント。
ジェッツは新生チームとして渡辺選手を擁し、リーグ優勝を目指すことにファンや市民から期待が寄せられている。
千葉ジェッツに米プロバスケットボールNBAで活躍した渡辺雄太選手（29）が加入することが11日に発表されると、ファンの間に喜びと期待が広がった。
206センチ、98キロの渡辺選手は、米の大学を卒業後、NBA選手として6シーズンを戦い、昨年のW杯では日本代表の中心選手として活躍。パリ五輪への道を切り開いた。今季は日本に帰国し、Bリーグで戦うことを表明しており、ジェッツが獲得に成功した。
渡辺選手は自身のSNSで「新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートするということで、背番号は『1』にしました。応援よろしくお願いします」などとコメントした。パリ五輪後に、渡辺選手の記者会見を予定しているという。
ジェッツは昨季、天皇杯で2連覇を達成したが、リーグ優勝から3年遠ざかっている。船橋市の男性（50）は「NBAでの活躍を応援してきた渡辺選手がジェッツに加入してくれ、とてもうれしい。アグレッシブなディフェンスと3点シュートで、リーグ優勝に導いて欲しい」。松戸徹・船橋市長も、12日の定例記者会見で「渡辺選手の加入が新生ジェッツの原動力となって欲しい。今季は、新スタジアムのららアリーナができた記念のシーズン。ぜひ優勝パレードをしたい」と期待する。
一方で、ジェッツは渡辺選手加入発表の前日、ヘッドコーチの契約状況の途中経過も公表。昨年のW杯でドイツを優勝に導いたゴードン・ハーバート氏と契約したものの、先方から「破棄したい」と申し入れがあったことを明かした。（本田大次郎）
