NBA=カワイ・レナード、米五輪代表を辞退 来季準備に専念

AI要約

米国バスケットボール協会は、NBAクリッパーズのカワイ・レナードがパリ五輪に参加せず、来シーズンに向けた準備に集中することを発表。

レナードはけがに苦しみつつも過去シーズンで活躍し、今シーズンも準備を進めていたが、五輪を見送る決断をした。

過去シーズンの成績やキャリアの折り返しに入った状況などから、今夏の準備は来季への持続的な健康を優先することが正しい判断とされた。

NBA=カワイ・レナード、米五輪代表を辞退 来季準備に専念

[10日 ロイター] - 米国バスケットボール協会は10日、米プロバスケットボール協会(NBA)クリッパーズのカワイ・レナード(33)が来シーズンに向けた準備のため、パリ五輪に参加しないことを発表した。

キャリアの折り返しに入り複数のけがに苦しんできたレナードは、右膝の炎症で2023─24年シーズンのプレーオフ1回戦で最後の3試合を欠場していた。

米国バスケットボール協会は「ここ数週間、五輪に向けて取り組んでおり、ラスベガスで数回練習を行い、本人は戦う準備ができていると感じていた。しかし、われわれもクリッパーズも、今夏は五輪参加ではなく来季に向けた準備に充てることが最善策であると判断した。本人もそれで納得している」と説明した。

レナードは23─24年シーズンに68試合に出場し、1試合平均23.7得点6.1リバウンド3.6アシストを記録。1シーズン60試合以上の出場は、ラプターズ時代の18─19年シーズン以来だった。