松山城の土砂崩れ 死亡した3人の身元判明 倒壊した住宅に住む90代男性、80代女性の夫婦と40代の息子

AI要約

愛媛県松山市の松山城で12日に発生した土砂崩れで、親子3人の遺体が発見されました。

崩れにより住宅が倒壊し、90代の男性と80代の女性の夫婦、および息子の40代の男性が亡くなっていたことが判明しました。

松山城周辺では過去にも緊急車両用の道路の壁が傾いたことがあり、現在も原因究明と再発防止策が検討されています。

松山城の土砂崩れ  死亡した3人の身元判明  倒壊した住宅に住む90代男性、80代女性の夫婦と40代の息子

愛媛県松山市の松山城で12日に発生した土砂崩れで、現場から発見された男女3人の遺体の身元は行方不明になっていた親子と判明しました。

12日午前4時前、松山城の北側斜面が幅50メートル、高さ100メートルにわたって崩れ、住宅1棟が倒壊しました。

2日間にわたる捜索の結果、13日午後、男女3人の遺体が見つかり、県によりますと亡くなったのは、倒壊した住宅に住む90代の男性と80代女性の夫婦と、息子の40代の男性と判明したということです。

松山城では、去年6月の大雨で緊急車両用の道路の壁が傾いたため、今月、応急工事が行われていました。

現場を視察した愛媛県の中村知事は「しっかりと調査し原因を究明し、2度と起こらない対策をどう考えるか。松山市の所有物なので市からいろいろ要望が出てくると思うので速やかに県の立場で対応できるよう準備はしておきたい」と述べました。

松山市は「今回の土砂崩れと工事との関連はないと考えているが調査する」と説明しています。