松山市の土砂崩れ 行方不明の3人見つかりうち2人死亡確認 残る1人は救出が難航している模様
愛媛県松山市の松山城で発生した土砂崩れで3人が行方不明になり、うち2人が死亡
捜索活動が難航し、現場では再び雨が降り始め「土砂崩れの前兆」の現象がみられた
松山城の斜面で幅50メートル、高さ100メートルにわたる崩れが起きたが、市は関連性を否定して調査を行うと発表
12日午前4時ごろ愛媛県松山市の松山城で発生した土砂崩れの現場で、行方不明になっていた3人が発見され、うち2人の死亡が確認されました。
この土砂崩れでは、90代の男性と80代の女性、それに40代の男性の計3人が行方不明になっていました。
捜索は12日から夜を徹して行われていましたが、松山市では13日午前に再び雨が降り始め「土砂崩れの前兆」のような現象がみられたとして、捜索がいったん中断するなど活動は難航していました。
現場は松山城の北側斜面で、幅50メートル、高さ100メートルにわたって崩れました。松山城では、去年6月の大雨で緊急車両用の道路の壁が傾いたため、今月、応急工事が行われていました。
市は「今回の土砂崩れとの関連はないと考えているが調査する」と説明しています。