クマ出没多発を受け…防災無線やSNSで注意喚起 花火で追い払い活動も 岡山・津山市

AI要約

津山市で登山者がツキノワグマにかまれてけがをしたため、市長が注意を呼びかけました。

50代の男性が右腕などにけがを負った事件や市の対応状況について説明がありました。

市は出没地点周辺でクマよけの花火を使った追い払い活動を行い、特に児童や生徒向けにクマよけの鈴を貸し出す取り組みも行っています。

クマ出没多発を受け…防災無線やSNSで注意喚起 花火で追い払い活動も 岡山・津山市

 6月、岡山県津山市で登山者がツキノワグマにかまれてけがをしたことを受け、市長が注意を呼び掛けました。

(津山市/谷口圭三 市長)

「何年かぶりに人が襲われる事態も起こった。まずは十二分に皆さまにお気をつけいただくこういうことから周知徹底したい」

 津山市の定例会見で谷口市長が対応状況について説明しました。

 津山市によりますと6月8日、津山市奥津川で1人で登山をしていた50代の男性が、ツキノワグマに襲われ右腕などにけがをしました。

 ほかにも津山市では2024年クマの出没が相次いでいます。

 市は防災無線やSNSなどで住民や登山者へ注意を呼び掛けるとともに、出没地点の周辺でクマよけの花火を使った追い払い活動を5月以降、18回実施しました。

 出没情報がある地域では特に登下校中の児童や生徒向けにクマよけの鈴を貸し出すことにしています。