【速報】『関西検察のエース』元大阪地検トップを起訴 「検事正」当時に部下の女性に性的暴行か

AI要約

大阪地検検事正で弁護士の男が部下の女性に性的暴行を加えた事件で、大阪高検は男を準強制性交の罪で起訴した。

被告は官舎で部下の女性に性的暴行を加えた疑いが持たれており、容疑を認めているかは不明。

被告は検察の要職にあり、エースとして知られていたが、弁護士としても活動していた。

元大阪地検検事正で弁護士の男が部下の女性に性的暴行を加えたとして逮捕された事件で、大阪高検は12日、男を準強制性交の罪で起訴しました。

大阪弁護士会に所属する弁護士の北川健太郎被告(64)は、大阪地検の検事正に在任していた2018年から翌年までの期間中に自身の官舎で、抵抗が困難な状態だった当時の部下の女性に対し性的暴行を加えた疑いで、先月25日、大阪高検に逮捕されました。

大阪高検は北川被告を逮捕した当日、「被害者のプライバシーの観点から、被害者の年齢や性別、事件の現場など詳細は回答を差し控える」とし、北川被告が容疑を認めているかどうかも明らかにしませんでした。

その上で、大阪高検は「検察の要職にあった者が逮捕されたことは誠に遺憾である」とコメントしていました。

北川被告は石川県出身で、1983年に金沢大学を卒業後、検事として主に関西地区の検察庁でキャリアを重ね、那覇地検検事正、大阪地検・高検の次席検事、最高検の刑事部長などを歴任。2018~2019年には大阪地検の検事正を務め、「関西検察のエース」として知られていました。

2019年、定年を前に退官し、弁護士として活動していました。