「知力を尽くして真相解明」 神戸地検の山崎検事正が着任会見

AI要約

神戸地検の新しい検事正である山崎耕史氏が着任し、県民の安全を確保する決意を示した。

山崎検事正は、最近の犯罪動向について言及し、技術を駆使して事件解明に取り組む意欲を表明した。

関西に初めて赴任した山崎検事正は、神戸の街並みを高く評価しつつ、難しい事件にもしっかりと取り組む覚悟を示した。

「知力を尽くして真相解明」 神戸地検の山崎検事正が着任会見

神戸地検の検事正に今月1日付で着任した山崎耕史氏(59)が、会見を開き、「知力を尽くして事案の真相解明にあたり、兵庫県民の安心安全を確保し維持できるよう日々努力したい」と抱負を述べた。

山崎検事正は会見で、近年の犯罪動向について、「匿名・流動型犯罪グループなどによる特殊詐欺や殺人なども行われ、難しい時代になっている」と言及し、「くじけることなく、今ある技術などを駆使し、解明に向け努力していきたい」と意気込みを語った。

山崎検事正は、関西への赴任は初めてといい、神戸の印象について「エレガントで街並みがきれい」と話し、「難しい事件もたくさんあることも承知している。しっかりと取り組んでいきたい」と力を込めた。

山崎検事正は福岡県出身で、東京大学を卒業後、平成5年に任官。仙台高検次席検事や長野地検検事正などを歴任した。