福岡市の市税収入3699億円 過去最高額を更新

AI要約

2023年度の福岡市の市税収入は3699億3700万円で、前年を100億円以上上回り、過去最高額を更新。固定資産税が増収の約7割を占めるなど、税収の要因を示す。

個人市民税は2.6%増の1421億4300万円、宿泊税は47.1%増の28億1600万円であった。市長は増収分を子育て支援に充てる意向を示す。

市税の納付率は3年連続98.8%の高水準を維持。市長は好循環を力にして行く意向を表明。

福岡市の市税収入3699億円 過去最高額を更新

2023年度の福岡市の市税収入は3699億3700万円となり、前年度を100億円以上、上回って、過去最高額を更新する見込みとなりました。

税収の3分の1以上を占める固定資産税は1368億900万円で、増収の約7割を占めました。

個人市民税は前年度から2.6%増の1421億4300万円、宿泊税は47.1%増の28億1600万円でした。

高島宗一郎市長は10日の会見で、増収の要因にキャッシュレス決済など納税環境の整備のほか地価の上昇やインバウンドの活況を挙げ、「好循環を力にしていきたい」としました。

増収分は、選挙公約に掲げた子育て支援に充てていく意欲を示しました。

また、市税の納付率は、2021年度から3年続けて98.8%の高水準を維持しています。