表情さまざま、推し能面見つけて 三沢で愛好サークル作品展

AI要約

能面の愛好サークル「面好会」による能面展が三沢市で開催されている。

展示されている作品は般若や獅子口、若乙など約60点で、多くの来場者の関心を集めている。

能面作家井上京香さんを含む9人の作品が展示されており、能面作りの工程や特徴について紹介されている。

表情さまざま、推し能面見つけて 三沢で愛好サークル作品展

 能面の愛好サークル「面好会」による能面展が9日、三沢市公会堂エントランスホールで始まった。「般若(はんにゃ)」や「獅子口(ししぐち)」、柔和な女性の表情をモチーフにした「若乙(わかおと)」など約60点の作品が並び、来場者の関心を集めている。15日まで。

 同会は、同市の能面作家井上京香さんが会主を務める。今回は井上さんを含む、同市や青森市在住の9人が作った作品を展示。井上さんによると、能面に使うのは、アオモリヒバやキリ、ホオノキなどの木材で、鉱石からとれる「岩絵の具」などで色付けをする。作家や題材によって数週間から半年ほどで出来上がる。

 井上さんは「同じ題材でも作り手によって表情がさまざま。ぜひ見に来てほしい」と来場を呼びかける。

 来場者には抽選で2人に「能面ブローチ」をプレゼントする。

 入場無料。時間は午前10時から午後5時。