短冊に願い 留学生が七夕で国際交流 栃木経済交友会

AI要約

栃木県内の留学生たちによる国際交流イベントが開催されました。留学生たちは日本の文化に触れながら交流し、将来の目標について熱い思いを語りました。

イベントでは、留学生たちが短冊に目標を書き、日本語の歌を通じて交流し合いました。カンボジア出身の留学生が博士課程を実現した喜びを伝えるなど、感動の瞬間があったようです。

栃木経済交友会の会長は、過去に開催されたイベントについて触れ、留学生たちの活躍に期待を寄せました。

7日の七夕を前に県内の留学生たちに日本の文化に触れながら国際交流を深めてもらおうとする催しが5日宇都宮市で開かれました。

「国際交流の集い」は、母国を離れて県内の大学などで学ぶ留学生を励まそうと「栃木経済交友会」が開いているものです。集いは、コロナの5類感染症の移行を経て、去年再開され、ことしは、中国やカンボジアなど16の国の留学生およそ60人が参加しました。

留学生たちは、短冊に今後の目標を書いて日本の文化に理解を深めていました。留学生を代表してあいさつに立ったカンボジア出身のヘン・シー・タイさんは8年前に博士課程をとる夢を短冊に書き宇都宮大学の大学院で夢を実現できたと関係者に感謝の言葉を伝えました。そしてみんなで乾杯をしたあとカラオケ大会も開かれました。会場では日本語の歌を通じて国の垣根を越えて交流する留学生たちの姿があちらこちらに見受けられました。

栃木経済交友会の青木勲会長はこれまでの33回の開催を通じ参加者数がのべ2千900人を超えたことに触れ「歴史の重みや積み重ねを改めて痛感した」と述べ留学生たちの今後の活躍に期待を寄せていました。