クレカ? プリペイド? 子どもの海外旅行/留学、お金はどう持たせるか 

AI要約

留学中にお金を調達する方法について、デビットカードとクレジットカードの利用が一般的であることがわかった。

デビットカードはSony Bank WALLETや三菱東京UFJ銀行のVISAデビットカードが好評であり、現地での通貨交換に利用されていた。

一方、クレジットカードでは高校生でも留学中なら例外的に利用可能なカードも存在し、cash passportやlifecardが人気だった。

クレカ? プリペイド? 子どもの海外旅行/留学、お金はどう持たせるか 

クレジットカード? それともプリペイドカード? 子どもを留学に送り出す親御さんの中には、現地でのお金の調達方法について不安を抱えている方も多いだろう。高校在学中にメキシコへ留学した経験がある現役大学生の筆者が、留学中のお金事情についてお伝えする。

■留学経験者に聞いた! 留学中のお金の調達方法

留学経験者は、留学中どのようにお金を調達していたのだろうか。留学中のお金の調達方法を聞いてみた。

※回答者は全員大学4年生、21~22歳。()内には、回答者が留学に行った年と留学先の国を記載。

1.デビットカード

まずデビットカードとして優秀という声が3人から聞かれたのはSony Bank WALLET(VISAデビット付きキャッシュカード)。口座を開設し、親から日本円を振り込んでもらい、現地で現地の通貨に変えていたという(高校生・フランス、大学生・オーストラリア、大学生・カナダ)。

また、三菱東京UFJ銀行のVISAデビットカードも優秀だという。他のクレカだと海外送金が疑われてしまってカードが止まることが多かったが、このカードは必ず使えたそう(大学生・フランス)。

2.クレジットカード

クレジットカードでは、cash passportやlifecardを使っていた人が多い(大学生・カナダ、大学生・台湾)。

こうしたクレジットカードは高校生も使えるのだろうか。三菱UFJニコスによると、クレジットの中には18歳以上であれば申し込めるカードもあるが、18歳以上なら誰でも申し込めるというわけではなく、カード情報の申込資格の欄に、「高校生は除く」と記載されているのが一般的だ。ただ、高校生でも例外的に、クレジットカードを持てる場合がある。それが、高校生が海外に留学するケースだという。セゾンカード、三井住友カードなど、高校生が使えるクレジットカードを発行している会社はいくつかある。

学生カードを使っていた留学経験者に体験談を聞いてみると、上限が低いうえ引き出しに手数料がかかることや、お店でクレカ支払いすると少し高く請求されるという問題点があり、現地で口座を作って親に送金して貰った方が便利だという(大学生・オーストラリア、大学生・スイス)。