宗像市脱炭素社会推進課がインスタアカウント開設 「ダツタンコ」が情報発信

AI要約

宗像市がインスタグラムに脱炭素応援キャラクター「ダツタンコ」アカウントを開設した。

宗像市は2021年に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、2050年までに脱炭素を目指している。

「ダツタンコ」は市や事業者の脱炭素に向けた環境にやさしい取り組みを紹介するキャラクターで、地球環境への意識向上を目指している。

宗像市脱炭素社会推進課がインスタアカウント開設 「ダツタンコ」が情報発信

 宗像市が6月30日、インスタグラムに脱炭素応援キャラクター「ダツタンコ」アカウントを開設した。(宗像経済新聞)

 2021年に「ゼロカーボンシティ」を宣言した同市。2050年までに二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量から、森林などによる吸収量を差し引いて、実質ゼロにすることを目指す。同アカウントでは、「ダツタンコ」が市や事業者の脱炭素に向けた環境にやさしい取り組みを紹介する。

 同市脱炭素社会推進課の岩橋朋子さんは「地球温暖化の進行は危機的な状況になっており、地球沸騰化とまで言われるようになった。『カーボンニュートラル』『脱炭素』という難しい言葉ではなく、地球環境にやさしい取り組みは身近にもたくさんあることを発信したい」と話す。

 「ダツタンコ」について、岩橋さんは「『脱炭素』をもじって名付けた。親しみやすいキャラクターが、さまざまな立場の人の取り組みを紹介することで、地球環境にやさしい取り組みに興味を持ってもらえたら」と話す。「ダツタンコ」は宗像市民で職業は記者という設定。投稿内容もキャラクター目線にすることで分かりやすいよう工夫する。

 岩橋さんは「投稿を見て、『そうなんだ』という発見や『これなら自分もできそう』と、一緒に地球環境にやさしい取り組みをする人が増えて、宗像市を好きになってもらえたら」と期待寄せる。