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報告書や請求書などを偽造 約100万円を私的に流用した元職員を詐欺などの疑いで警察に告訴・告発 鳥取県琴浦町
鳥取県琴浦町が、元職員が資金を私的に流用したとして詐欺などの疑いで警察に告訴・告発した。
元職員は報告書や請求書を偽造し、約100万円を着服。返金はあったものの、町は告訴を決定した。
警察は元職員の容疑について捜査を進める方針。
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鳥取県琴浦町は6月27日、町の管理する口座から資金を私的に流用した元職員を詐欺などの疑いで警察に告訴・告発しました。
琴浦町によりますと、元職員は2020年から2022年にかけて、報告書や請求書などを偽造して架空の事業の補助金を申請するなどし、約100万円を着服していました。町では詐欺事案について調査を行い、今年2月に結果を発表していました。元職員は着服した金を全額返金していますが、琴浦町の担当者は「発生時から告訴は検討しており、弁済はあったが方針に変わりはない」と対応について説明しました。
琴浦大山警察署に提出した書面のうち、告訴状は町に対する詐欺と公文書偽造、告発状は庁の外郭団体に対する詐欺と私文書偽造についてのものだということです。
警察は今後、元職員の容疑について捜査を進める方針です。