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周南市文化振興財団元職員を起訴 1億4000万円の不明金問題で山口地検周南支部
元職員が周南市文化振興財団から現金をだまし取った事件で、山口地検が起訴した。
被告は休職処分中に集金権限がない状況で29万3千円をだまし取った疑いが持たれている。
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公益財団法人周南市文化振興財団の約1億4千万円の不明金問題に関連し、元職員がコンサートなどの入場チケット代の集金名目で現金をだまし取ったとされる事件で、山口地検周南支部は24日、同財団元職員の無職山本孝泰容疑者(56)=同市夜市=を詐欺罪で起訴した。
起訴状などによると、山本被告は同財団の不明金問題を受けて休職処分中で集金権限がないにもかかわらず、昨年5月13~17日、チケット販売の委託先2カ所を集金名目で訪ね、計約29万3千円をだまし取った疑い。