JAくま(2024年3月期)【決算・熊本】

AI要約

JAくま(錦町)は、事業収益が前期比1.7%減の94億3800万円となりました。

経常利益は前期比33.4%増の2億8000万円で、当期剰余金は20.8%減の1億6700万円となりました。

減収の要因は台風によるクリの落果や気温変化による花卉の出荷減少であり、主力のコメは好調でした。

JAくま(2024年3月期)【決算・熊本】

■JAくま(錦町)

▽事業収益94億3800万円(前期比1・7%減)

▽経常利益2億8000万円(33・4%増)

▽当期剰余金1億6700万円(20・8%減)

▽配当1・5%据置

 減収は3年ぶり。施設管理費や職員の退職に伴う人件費の減少で、2年ぶりの経常増益となった。

 販売品取扱高は、0・7%減の64億2700万円。台風でクリが落果して収穫量が減り、取扱高が前期より1億9千万円減少した。夏場と冬場の気温の急激な変化で、ユリや菊、トルコギキョウの出荷が減った。主力のコメは単価上昇もあって好調だった。購買品取扱高は、3・0%減の62億4200万円。2020年熊本豪雨の補助金を利用した農機具の購入が一段落した。