5月景気動向指数 2か月ぶり悪化/埼玉県

AI要約

5月の県内の景気動向指数は、前月比0.6ポイント下がり、3か月ぶりに悪化した。

調査結果によると、大企業、中小企業、小規模企業全てで景気が悪化している。

先行きの見通しは上昇傾向だが、受注や売り上げの好調さに対して、各種コストアップが収益面に影響している。

 5月の県内の景気動向指数は、前の月を0.6ポイント下回り3か月ぶりに悪化したことが、帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。

 調査は県内企業995社を対象に行われ、回答率は42.2パーセントでした。

 5月の県内の景気動向指数は42.2で、前の月を0.6ポイント下回り3か月ぶりに悪化しました。

 規模別では、「大企業」が44.9「中小企業」が41.8「小規模企業」が40.6と、全てで悪化しています。

 先行きの見通しについては、3か月後が44.3、6か月後が47.1それに1年後が47.5と先に行くほど上昇していますが、回復力は以前に比べると鈍化しています。

 帝国データバンク大宮支店は「企業からの強気なコメントは少数で、受注や売り上げは好調も物価高など各種コストアップが収益面に影響し、苦しんでいるところも多い」としています。