【速報】「立派だったから採った。全部食べた」 堺市の大泉緑地で採取したキノコを食べて食中毒

AI要約

50代男性が公園で採取した毒きのこを食べて食中毒を起こし、救急搬送されたことが判明。

男性は「オオシロカラカサタケ」という毒きのこを誤って摂取し、保健所によると、素人が鑑別が困難なきのこだという。

堺市は注意喚起を行い、きのこの採取や食べることを厳に慎むよう呼びかけている。

 20日午後、堺市北区に住む50代男性が公園で採取したきのこを食べて食中毒を起こしていたことがわかりました。

 堺市によりますと21日、市内の病院から「きのこを食べて食中毒になったと疑われる患者を診察した」と保健所に連絡があったということです。

 調査したところ、堺市北区に住む50代男性が10日と13日に大阪府営大泉緑地できのこを採取し、調理して食べた2時間後に嘔吐し、救急搬送されていたことがわかりました。

 食べたのは「オオシロカラカサタケ」という毒きのこで、男性は保健所の聞き取りに「立派だったから採った。全部食べた」と話しているということです。

 堺市によりますと「オオシロカラカサタケ」は初夏から秋にかけて発生する、大きさ7センチから30センチの大型きのこだということです。

 堺市は食用きのこかどうかを鑑別することは素人では困難なため「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」と注意をよびかけています。