東中野のギャラリーで写真家・広川泰士さん個展 「原発のある風景」展示

AI要約

写真家・広川泰士さんの写真展「STILL CRAZY」が6月15日、東中野のポレポレ坐ビルで始まる。広川さんの写真集「STILL CRAZY nuclear power plants as seen in japanese landscapes」の発表から30年目に当たり、モノクロームオリジナルプリントを展示する。

作品集は1991年から1993年にかけて全国を巡り、当時53基あった国内全ての原子力発電所を「日本の風景」として捉えたもので、福島第一原発事故後も再稼働が進む中、原発の風景と私たちの暮らしについて考えさせられる。

写真展の開催期間は6月28日までで、14時からのギャラリートークも予定されている。

東中野のギャラリーで写真家・広川泰士さん個展 「原発のある風景」展示

 写真家・広川泰士さんの写真展「STILL CRAZY」が6月15日、東中野のポレポレ坐ビル(中野区東中野4)7階ギャラリー「ありかHole」で始まる。(中野経済新聞)

 広川さんの写真集「STILL CRAZY nuclear power plants as seen in japanese landscapes」(1994年)の発表から30年目に当たり、モノクロームオリジナルプリントを展示する。同作品は広川さんが1991(平成3)年から1993(平成5)年にかけて全国を巡り、当時53基あった国内全ての原子力発電所を「日本の風景」として捉えた作品集。

 ポレポレタイムス社の藤森友幸さんは「福島第一原発事故後も法改正により一部が再稼働し、原発利用の積極論も叫ばれている昨今、今回の企画は発表後30年を経た今も、改めて私たちの暮らしが『原発のある風景』と地続きであることを考える契機となるのでは」と話す。

 開場時間は11時~19時。入場無料。6月28日まで。6月15日・23日の14時から、ギャラリートークを予定(有料、要予約)。