【食べやせ】が叶う!「酢×食材」おすすめの組み合わせ3選

AI要約

酢を使ったダイエット法を紹介。酢の成分や効果、おすすめの酢の種類などを解説。

納豆に酢とオリゴ糖を加えて全身のめぐりを良くする方法を提案。

オリーブオイルと酢を混ぜた簡単ドレッシングの作り方やおすすめの食べ方を紹介。

【食べやせ】が叶う!「酢×食材」おすすめの組み合わせ3選

脂肪燃焼にひと役買ってくれる「酢」は、ダイエット民の強い味方。とはいえ、毎日摂るのは意外と大変……。そこで、簡単においしく続けられるコンビネーションを専門家が伝授。「食べながら美しくやせる」が叶います!

管理栄養士

望月さん

酢には『酢酸(さくさん)』という成分が含まれていて、これは継続的に摂ることで脂肪燃焼をサポートして、内臓脂肪を減らしてくれるもの。“酢”と謳っているものであれば、一定の酢酸の効果が期待できます。ただ、糖分を加えてある酢は、ダイエットにおいてはイマイチ。酸味が苦手なら、黒酢やリンゴ酢がおすすめです。アミノ酸が豊富な黒酢には体を温める効果があり、カリウムが多いリンゴ酢はむくみを予防してくれる。味の好みや目的に合わせて、続けられるお酢を選びましょう。

また、手軽に買えるものではないかもしれませんが、より高い健康効果を期待するのなら、濾過する前のにごり酢が最適。にごり成分である酢酸菌が入っていて、酵素やミネラルもたっぷり。免疫バランスを整えてエネルギー代謝を活発にしてくれるので、ダイエットにもぴったりです!

望月さん

血行を促進してくれる納豆に、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化してくれる酢、さらに腸内環境を整えるオリゴ糖を加えれば、相互作用で全身のめぐりがアップ! 納豆1パックに、酢を小さじ1杯と、少々のオリゴ糖をお好みで加えるだけでOK。オリゴ糖を入れるので付属のタレは使わずに、辛子はお好みで。納豆に含まれる『ナットウキナーゼ』には血栓を溶解する働きがあるのですが、寝ている間に血栓ができやすいとされているので、夕食で摂るのがおすすめ。

望月さん

オリーブオイルと酢を1:1で混ぜ、塩コショウを少々加えるだけで簡単ドレッシングの出来上がり。オイルにも腸の蠕動運動を活発にしてくれる役割があり、腸内の潤滑油にもなってくれます。私自身も、キャベツやスプラウト、レタスやサラダホウレンソウなど、いろんな葉もの野菜を混ぜたサラダにこのドレッシングをかけて、朝食で食べることが多いですね。サラダはもちろん、パンにもよく合うドレッシングです。

望月さん

酢の脂肪燃焼効果を得るには、続けることが大事。マイルドで飲みやすいリンゴ酢を炭酸水に加えるだけで、毎日、手軽に酢を摂取することができます。500mlの炭酸水にペットボトルのキャップ1杯分ぐらいのリンゴ酢を入れるとちょうどいい飲みやすさになりますが、好みで量を調節してかまいません。カリウムが多いリンゴ酢はむくみ予防も期待でき、さっぱりとした味わいなので夏の水分補給にも最適。摂取量の目安は、水と同様、多くても1日1.5Lまでに。

取材・文/橋場鈴里

Edited by 西村 美名子