最高賞にドキュメンタリー作品 PFFアワード2024

AI要約

才能豊かな新人映画監督を発掘する「第46回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」のコンペティション部門「PFFアワード2024」でグランプリに選ばれたのは、22歳の川島佑喜監督のドキュメンタリー作品「I AM NOT INVISIBLE」。作品ではフィリピンのスラムの人々に焦点を当て、個人の物語を通じて社会の問題を考察している。

準グランプリは26歳の稲川悠司監督の作品「秋の風吹く」に贈られた。コンペティション部門での受賞を機会に、若手監督たちの才能が広く認められる一歩となった。

最終審査員である小林エリカさんは、川島監督の作品を高く評価し、作品が社会の問題に焦点を当てていることを称賛している。

 才能豊かな新人映画監督を発掘する「第46回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」のコンペティション部門「PFFアワード2024」の各賞が20日、東京都内で発表され、グランプリに川島佑喜監督(22)のドキュメンタリー作品「I AM NOT INVISIBLE」が選ばれた。賞金は100万円。

 祖母の住むフィリピンを訪れ、スラムの人々にインタビューを重ねた作品。最終審査員を務めた作家でアーティストの小林エリカさんは、個人の物語を入り口に「社会のひずみを見つめ、私たちの見つめ方も問われることになる」と評価した。

 準グランプリ(賞金20万円)は稲川悠司監督(26)の「秋の風吹く」。