キャサリン妃の“抗がん剤治療終了報告”動画に賛否…「まるでセレブのPV」しかし着用ドレスは完売

AI要約

キャサリン妃が抗がん剤治療の終了をSNSで報告し、大きな話題となった。

動画は家族愛を全面に出した内容で、賛否両論が巻き起こった。

キャサリン妃が着用したドレスも注目を集め、2つのドレスとそのブランドが判明した。

キャサリン妃の“抗がん剤治療終了報告”動画に賛否…「まるでセレブのPV」しかし着用ドレスは完売

去る9月9日、キャサリン妃が「抗がん剤治療の終了」を伝える動画をSNSに投稿。大きな話題を呼んでいる。

撮影は8月に、自宅のあるノーフォークで行われた。キャサリン妃とウィリアム王子、3人の子どもたちに加え、キャサリン妃の両親が出演。「家族愛」を全面に出した約3分の映像と、キャサリン妃自身の声によるメッセージが入っている内容だ。

化学治療の終了、9カ月に渡る困難な日々、そして「これから」について語られている。

ロイヤルウォッチャー、特にキャサリン妃のファンにとってこの報告は「待ちに待った」ものだった。動画のスタイル、内容、全てを含め、熱狂的ともいえる「大絶賛」コメントがSNSに投稿された。

しかし同時に、この動画に「違和感」「不快感」を覚えた人も多かったのも事実だ。ソフトフォーカスやスローモーションを多用した映像は、まるでセレブのPVやシャンプーのCMのように見える。

また家族の絆を強調した内容であることも、批判に繋がっているようだ。家族がおらず、第三者からのサポートを受けられずに孤独に治療している人もたくさんいることへのケアが感じられない。

人びとが抱いた「モヤモヤ感」は、ガン患者や困難な状況にある人達に「連帯」するコメントをしつつも、配慮が足りないと感じる表現だったことに起因する。メディアも賛否の反応について忌憚なく分析・報道し、多くの人が自由に意見をシェアしている。

動画の内容については賛否両論沸き上がったが、キャサリン妃が着用していたドレスは好評のようだ。

動画が投稿されると、すぐに着用した2つのドレスのブランドが判明した。

「ボーホースタイル」のミディドレスは「Veronica Beard」のもの。

もう1着は「Roman」のデニムのミニドレス。

「Veronica Beard」のドレスは動画が話題になるとすぐに完売した。「Roman」のドレスもほとんどのサイズは完売済だが、大きなサイズはまだ在庫があるようだ。

一般市民には簡単に手を出せない高額ブランドと、「私にも買えるかも?」程度のカジュアルブランドの両方を上手に組み合わせている。視聴者を意識した上でチョイスされた2着なのかもしれない。

同じような配慮が「内容」の方にもできなかったのか?という疑問が残るが、「幅広く視聴される」という狙いは達成できた動画だったようだ。

キャサリン妃が「公務に完全復帰」するのは少し先のようだが、徐々に公務を再開する予定だ。