開業迫る「マリンピア神戸」を見てきた。ドッグラン・アスレチック・BBQなど親水公園エリアを併設、店舗数は145に

AI要約

三井不動産が11月26日にオープン予定の「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」についての内覧会で明らかになった情報をまとめると、敷地面積の拡大や新たな施設の追加、注目店舗の出店などが行われることがわかった。

建て替え工事を進めてきた施設では、アウトドアアクティビティを楽しめる「LAGOON COMMUNITY PARK」や、食事を楽しむことができるフードコートが設置され、新たなショッピングモールも誕生する。

アウトレット初となる店舗の出店や交通アクセスの良さなど、訪れる際のおすすめポイントも紹介されている。

開業迫る「マリンピア神戸」を見てきた。ドッグラン・アスレチック・BBQなど親水公園エリアを併設、店舗数は145に

 三井不動産は、現在建て替え工事を進めている「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(兵庫県神戸市垂水区海岸通12-2)を11月26日に開業すると発表した。また、開業に先立ち、報道向けに事前内覧会を実施した。

 三井アウトレットパーク マリンピア神戸は、1999年10月に開業、2023年1月に閉館。全面建て替え工事を進めてきた。11月開業後の敷地面積は約9万9400m2と、旧施設と比べ約1.3倍に拡大。駐車場もチケットレスシステムを導入し、旧施設の2300台から2800台へ収容台数を増やす。なお、立体駐車場は既存施設を流用している。

 建て替えの目玉は、「LAGOON COMMUNITY PARK」の併設で、マリンスポーツやドッグラン、アスレチック、バーベキューなどのアウトドアアクティビティが楽しめるとしている。またショッピングモールも天候に左右されない屋内型モールへ一新され、テラスから明石海峡大橋や淡路島が一望できるフードコート(2階)やフードマルシェ(1階)も新設する。

 店舗数は従来の130店舗から15店舗増えて、145店舗(うち5店舗は屋外)に。関西アウトレット初出店となる「メルセデス・ベンツ」など、国内や関西エリアアウトレット初の注目店舗が数多く出店する。

 事前内覧会では、すでに完成している部分のみの公開ではあったものの、施設のおおまかな構成を見て回ることができたので、写真で紹介しよう。

■ ショッピングモール内

 屋内モールには140店舗が集結。屋外の5店舗と合わせて全145店舗の巨大施設となる。関西初出店のメルセデス・ベンツや、国内初出店のCAPCOM STORE ANNEX/CAPSULELABなど注目店舗も。

■ フードマルシェ(1階)&フードコート(2階)

 1階フードマルシェではイートインはもちろん、テイクアウトコーナーも充実。屋外のアクティビティエリアへ持ち出すこともできる。2階フードコートは明石海峡大橋や淡路島を見ながら食事が楽しめる眺望が魅力。小上がり席を含む約850席を設置予定。

■ LAGOON COMMUNITY PARK

 今回最大の目玉、買い物以外にもさまざまなアクティビティやバーベキューなどが楽しめる“非日常”をテーマにした親水公園エリア。

□アクティビティレジャーゾーン

 アスレチックやドッグランなどが楽しめるガーデンエリアとウォーターアクティビティが楽しめるラグーンエリアからなる「LAGOON COMMUNITY PARK」のメインゾーン。

□大屋根広場

 大型ディスプレイを設置して、さまざまなイベントにも対応した大屋根広場。商業エリアに隣接しており、食事スペースとしても機能する全天候型広場。

□BE KOBEゾーン

 旧施設時代からあった椰子の木を活かし、明石海峡大橋をバックにSNS映えする写真撮影ができるスポット。真ん中には「BE KOBE」のモニュメントを配置した。

□KOBEフードリゾートゾーン

 ビーチ沿いでバーベキューなども楽しめるバーベキューブースや、地元神戸の地産地消をテーマに展開するレストランTOOTH TOOTHも出店。景色を楽しみながら神戸の食を楽しめる。

□スイーツ&アートガーデンゾーン

 LAGOON COMMUNITY PARKを一望できる見晴らしデッキを設置。フラワーガーデンなども楽しめるエリア。喫茶太陽コンパスでは神戸の喫茶文化を楽しめる。

 交通アクセスは、JR神戸線垂水駅から徒歩9分、山陽電鉄山陽垂水駅からも徒歩9分の立地。クルマなら国道2号線に接し、第二神明高丸ICから2kmとアクセスも良好だ。

 ただし周辺の渋滞緩和のために公共交通機関の使用を推奨しており、公共交通機関を使用した来館者にはポイント付与などの何かしらの特典を用意するとしている(現時点では未定)。