「AUTOBACS SUPER GTマレーシア大会」を来季から3年間開催することが決定、調印式がクアラルンプールで執り行われた

AI要約

マレーシア観光芸術文化副大臣Khairul Firdaus Akbar Khan氏とマレーシア大会のプロモーターHARO、SUPER GTのシリーズプロモーターGTAの間で2025年から2027年までのレース開催契約が調印された。

HAROはマレーシア大会で最低8万人の観客を目標に掲げ、地域だけでなく世界的にもスポーツ観光地としての地位を確立することを期待している。

GTAはコロナ禍を経て安全管理体制を敷いた開催実績を持ち、今回のマレーシア大会を通じて日本との人的交流を活性化し、観光客誘致に貢献する意向を示した。

「AUTOBACS SUPER GTマレーシア大会」を来季から3年間開催することが決定、調印式がクアラルンプールで執り行われた

マレーシア観光芸術文化副大臣Khairul Firdaus Akbar Khan(カイルル フィルダウス アクバル カーン)氏の立ち会いのもと執り行われた調印式では、マレーシア大会のプロモーターであるハロ スポーツ& エンタテインメント社(HARO)の代表であるFahrizal Hasan(ファリザル ハサン)氏と、SUPER GTのシリーズプロモーターである株式会社GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表が出席。2人は2025年から2027年までのレース開催契約のサインを取り交わした。

HAROのハサン氏は「GTA、チーム、ドライバーが再びマレーシアにやって来ることに全員が一致して同意したことを大変光栄に思います。マレーシアはSUPER GT唯一の海外ラウンドとして、地域だけでなく世界的にも好まれるスポーツ観光の目的地としての確固たる地位という大きな強みを持っています。そのため、マレーシアのレースは地元だけでなく、アジア地域全体、さらにはそれ以外の地域でも大々的に宣伝されることになるでしょう」と語った。またHAROとしては、マレーシア大会2日間で、マレーシアはじめ近隣国のから少なくとも8万人の観客を集めることを目標としている。

そして、GTAの坂東代表も調印のお礼を述べた上で「今日に至るまでの大きな試練としてコロナ禍がありましたが、我々は日本国内では、最高峰レースのプライドにかけて、可能な限りの安全衛生管理体制を敷き、レース関係者のみならず来場観客者におきましても、レース開催による感染はゼロで開催継続してまいりました。コロナ後、対日人的交流は、特にこのアジアにおいて再び活性化し、訪日外国観光客激増という状況になっております。このマレーシアにおいても、ビジット・マレーシア・キャンペーンがあります。マレーシアへの海外旅行誘致策の一環として、このSUPER GTセパン大会が少しでもお役に立てるよう、これから様々な催し物企画を進めてまいります」とコロナ禍を乗り越えての開催となる今回のマレーシア大会への意気込みを語った。