世界的コーチが「これから12カ月で自分を人生最高の健康状態にする」プログラムで受講者に課す全TODOリスト

AI要約

最高の健康状態を達成するためには、個々の健康管理が重要である。食事管理や運動習慣の改善がポイントであり、栄養士のアドバイスを受けることが勧められる。

健康状態が良好な人は運動から始めるのが良い一方、健康状態が悪い人は食事改善から取り組むことがより効果的である。

健康目標に合わせた食事や運動、睡眠パターンを医師と相談することが重要であり、適切なアドバイスを受けることが必要である。

最高の健康状態で過ごすには何から始めるといいか。ハイパフォーマンスコーチのブレンドン・バーチャードさんは「心身の健康管理は、私たち一人ひとりにかかっている。私のセミナーで受講者に課している『これから12カ月で自分を人生最高の健康状態にする』というチャレンジでは、挑戦したい人のためにいくつかのコツを教えている。例えば栄養管理のためには町一番の栄養士を見つけることだ。オーダーメイドの食事プランを立て、必ず食物アレルギーの検査を受け、何を、いつ、どのくらい食べるべきかを明確に理解するといい」という――。

 ※本稿は、ブレンドン・バーチャード『世界3万人のハイパフォーマー分析でわかった 成功し続ける人の6つの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。

■定期的な運動と食習慣の改善、どちらから始めるか

 エネルギー向上を目指す多くの人たちを個人指導してきてわかったのは、健康増進に取り組もうとする場合、健康状態がおおむね良好な人は、定期的なワークアウトの計画から始めるのがいいということだ。ワークアウトを始めると、自然と食事や睡眠にも気を使うようになる人が多いからである。

 一方、私の経験から思うに、健康状態がよくない人は先に食習慣の改善をしてから運動を始めるほうがやりやすい。減量は、週3回ジムに通うよりも、食生活を変えたほうが、達成しやすいからだ。

 ジム通いは慣れない習慣だが、食事はそうではない。食べるものを変えさせるほうが、定期的な運動という、まったく新しい習慣を取り入れさせるより簡単なのだ。

 常に言われるように、身体の健康にかかわるルーティンを変えるときは、事前に医師に相談しよう。良い医者なら必ず、質の高い睡眠と、栄養と、運動メニューを提案してくれるはずだ。

 逆に、あなたの健康習慣を細かく訊いてくることもなく、あなたの健康目標に沿った食事や運動や睡眠パターンを勧めもしない医療従事者なら、よそに相談したほうがいい。