【愛媛県のお土産レシピ】 「松山あげ」の卵とじ丼 ジュワッとした食感がクセになる
愛媛県松山名物「松山あげ」を使った卵とじ丼のレシピ。松山あげの食感と味わいがおいしさを引き立てる一品。
簡単に作れる卵とじ丼のレシピで、材料はシンプルで手軽。アレンジもしやすいので、気軽に試してみて。
松山あげはお味噌汁に入れるのが一般的だが、卵とじ丼にのせることで新たな楽しみ方ができる。
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
愛媛県松山名物「松山あげ」。乾燥した油揚げです。しばらくお味噌汁に入れて楽しんでいましたが、今日は卵とじ丼で。
乾燥してるだけあって汁の吸いっぷりが良く、ジュワッとした食感はクセになります。ほんとおいしい……。
3カ月ももつそうですが、もうあっという間になくなりそう。もっと買ってくればよかった……。旅先でのお買い物はこういう後悔がつきまといます。
■材料(1人分)
・卵:1個
・松山あげ:ひとつかみ
・玉ネギ(スライス):1/4個
・小松菜、にんじん薄切り:少々
・ごはん:適量
A
・出汁:1/2カップ
・薄口醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・酒:大さじ1
■作り方
(1) 小さめの鍋にAを入れる。沸騰したら卵以外の材料をすべて入れ、ひと煮立ちしたら、溶き卵を流し入れ、蓋をしてお好みのかたさになったらごはんにのっける。
今日はたまたま小松菜とにんじんがあったので入れましたが、なければないでOKです。出汁もなければめんつゆを水でのばしたものでいいですし。卵とじはあんまり気負わず気楽にささっと作りましょう。
白央さんから教えて頂いたこの「松山あげ」。どうやって食べたらいい? って聞いたら「味噌汁!」と力強くご返答頂きました。普段のお味噌汁がググッとおいしくなりますよ。
おいしいもののっけ隊(隊員2名)
白央篤司(はくおう あつし)
「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
しらいのりこ
お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。