涼しい夜にアートを鑑賞! ナイトミュージアムのおすすめ3選

AI要約

「サマーナイトミュージアム 2024」が開催中。学生は観覧料無料の特典も!

東京都美術館では『大地に耳をすます 気配と手ざわり』展が10月9日まで。

現代美術を常設している東京都美術館は、幅広いコレクション展示も魅力。

涼しい夜にアートを鑑賞! ナイトミュージアムのおすすめ3選

「サマーナイトミュージアム 2024」が今年も開催。本記事では、開催中のおすすめ展覧会とその見どころを紹介。学生は観覧料が無料になるなど嬉しい特典も用意されているので、この機会をお見逃しなく!

日本初の公立美術館として1926年に開館。上野公園内に位置する現在の建物の設計は、モダニズム建築の巨匠・前川國男によるもの。赤いレンガ色の外観が特徴の建物は高さを抑え、上野公園の木々に溶け込むように設計されている。入館料は無料のため、館内外に展示されている立体作品鑑賞のほか、レストランやカフェ、ミュージアムショップのみでも利用することができる。

飲食店が立ち並ぶ上野駅での夕食や上野公園の散歩と合わせて、ぜひ夜の「東京都美術館」も楽しもう。

自然に深く関わり制作をつづける現代作家5人を紹介する『大地に耳をすます 気配と手ざわり』が10月9日(水)まで開催中だ。

参加作家は、川村喜一、ふるさかはるか、ミロコマチコ、倉科光子、榎本裕一。未開の大自然ではなく自然と人の暮らしが重なる場から生まれた彼らの作品は、その関係性を問い直すものでもある。会場では、写真、木版画、油彩画、水彩画、インスタレーションなど多彩な作品を展示。作家の鋭敏な感覚をとおして触れる自然と人のあり様から、私たちの「生きる感覚」を呼び起こす展覧会となっている。

東京都美術館

住所/東京都台東区上野公園8-36

夜間開館時間/金曜日17:00~20:00

特典/17:00以降の入場で、学生無料、一般・65歳以上は200円引(要証明)

現代美術を常設できる美術館がなかった東京で、現代の美術動向を広く紹介するものとして1995年に開館した。設計は、柳澤孝彦。2019年の大規模改修では、長坂常とアートディレクターの色部義昭によってユーザビリティ向上を目的に什器やサインも一新されリニューアルオープンした。収蔵作品は約5800点にも及び、現代美術の流れを展望できるコレクション展示や大規模な国際展など、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど、幅広く現代美術に関する展覧会を開催している。

企画展のチケットで、収蔵作品の中から100~200点の作品をユニークなテーマに沿って紹介する「MOTコレクション」の鑑賞も可能になるのでこちらもお見逃しなく。