屋台のかき氷「500円」に長蛇の列…ついつい並んで買ってしまうのですが「原価」がいくらぐらいか気になってしまいます。

AI要約

本記事では、かき氷の原価を計算し、自宅でのかき氷作りの楽しみ方を紹介しています。

かき氷の原価計算や自宅でのかき氷作りの節約方法を詳しく解説しています。

かき氷機を使用して自宅でかき氷を楽しむ楽しみ方やアイデアを提案しています。

屋台のかき氷「500円」に長蛇の列…ついつい並んで買ってしまうのですが「原価」がいくらぐらいか気になってしまいます。

夏の暑い時期は、屋台で販売されているかき氷にひきつけられることがあるでしょう。かき氷を食べれば体温が下がり、水分補給にもなります。また、屋台のかき氷の原価がどのくらいか気になる人もいるでしょう。そこで本記事では、かき氷の原価を計算するとともに、節約のために自宅でかき氷を作る際の楽しみ方を紹介します。

まずは、かき氷に色付きシロップをかけただけのシンプルなかき氷の原価を計算していきます。まず、材料となる氷とかき氷シロップを以下の価格と仮定します。

●氷1貫(約3.75キログラム): 450円

●かき氷シロップ1.8リットル:1000円

屋台で販売されている小さなカップを使用した場合、氷一貫サイズから作れるかき氷を30杯、かき氷シロップ1.8リットルから25杯分と仮定した場合、かき氷1杯分にかかる原価は以下のとおりです。

450円÷30杯=15円

1000円÷25杯=40円

計:55円

上記のケースで屋台のかき氷が500円で販売されている場合、原価率はおよそ11%です。なお、今回の計算では、かき氷を作るかき氷機の価格は含めていません。また、器のサイズや使用量、材料の質などによって金額や原価率は異なります。

かき氷機が自宅にあれば、屋台で購入するよりも自宅で作ったほうが節約できるうえに、いつでもかき氷を楽しめます。かき氷機は、購入しなくてもレンタルできます。

また、中古品も販売されており、かき氷機を安く入手する方法はさまざまです。家族でかき氷を楽しみたいときは、自宅で作ると費用を節約できます。かき氷は機械と材料があれば、いつでも作れることも魅力の一つです。

本項では、節約を考えつつ自宅でかき氷を楽しむ方法を紹介します。

■シロップを手作りする

自宅でかき氷を作る際は、シロップを手作りしてみましょう。みぞれシロップであれば砂糖と水があれば簡単に作れます。水100ミリリットルに砂糖250グラムを入れて溶かすだけです。市販のシロップを購入するよりも、費用がかかりません。また、自分で甘さを調節できるのもポイントの一つです。

■市販のジュースを活用する

市販のジュースを使ってかき氷を作るのも、自宅ならではの楽しみ方です。オレンジジュースやパインジュースなど、さまざまなジュースで試してみましょう。かき氷にかけてシロップ代わりにしたり、ジュースごと凍らせて削ったりするのもおすすめです。フルーツ系だけではなく、炭酸系のジュースを使ってみるのもよいでしょう。

ただし、ジュースを凍らせると味にムラができてしまうため、味が薄いと感じたら凍らせていないジュースをかけてみてください。市販のジュースは種類が多く、味に飽きる心配もありません。さまざまなジュースを試して、お気に入りの味を探しましょう。

■冷凍フルーツを利用する

冷凍フルーツを利用して、かき氷を手作りするのもおすすめです。冷凍フルーツはトッピングにもシロップ代わりにもなります。例えば、冷凍イチゴを電子レンジで解凍するだけでシロップとして利用できます。味が薄ければ、砂糖を足すとよいでしょう。また、冷凍フルーツを削ってフルーツ氷にするなど、さまざまな使い方を試してみましょう。

■ジャムを活用する

自宅にシロップがなくても、ジャムがあればシロップ代わりになります。ジャムを好みのテクスチャーや甘みになるように水で薄めれば、簡単にシロップが完成します。自宅にジャムが余っている方はぜひ試してみましょう。

本記事で仮計算してみた屋台のかき氷は、1つ500円対し原価は11%程度です。自宅で作れば、250円ほどで済むでしょう。自宅で作れば、さまざまな味のアレンジを楽しめます。

かき氷機は、購入しなくてもレンタルや中古品で安く入手することができます。シロップから作れば、自分の好みにあったかき氷を食べることができます。暑い夏などに、自分だけのおいしいかき氷を作って楽しむのはいかがでしょうか。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー