0歳児が夫の薬品を誤飲、口の中が真っ青に…母親の冷静な初動が話題「good jobだった」

AI要約

0歳児が誤飲した脱毛症薬についてSNSで話題になった投稿。子どもが無事であったことや適切な対応が称賛されている。

投稿者が子どもの誤飲に気付いた経緯や受診した経過、誤飲物の正体について詳細が紹介されている。

投稿を通じて、子供の誤飲事故から学ぶべきことと周囲に注意喚起を促す意図が明らかにされている。

0歳児が夫の薬品を誤飲、口の中が真っ青に…母親の冷静な初動が話題「good jobだった」

 幼い子を育てる上で、気をつけなければいけないことのひとつが誤飲。気管に詰まり窒息する恐れがあるほかにも、さまざまな健康上のリスクが懸念されています。0歳児が誤飲により救急外来を受診したという投稿が、SNS上で話題を呼んでいます。誤って飲み込んだのは、夫が常用していたある薬品……。投稿者のこれさん(@yuho_korekuni)に、詳しい話を聞きました。

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「何でも口に入れる0歳児、救急外来デビュー 何を口にしたのか、気付いたらお口の中がブルーハワイみたいな色になってた」

 先月28日、SNS上に投稿された写真には、舌の上が真っ青に染まった幼児の様子が収められています。続く投稿では、♯8000の電話番号でつながる厚生労働省の子ども医療電話相談事業に問い合わせたところ、近隣の医師会を紹介され、さらに大学病院の受診を勧められたことなどがつづられています。最終的に判明した誤飲物の正体は、夫が使用していた医薬品の脱毛症薬。幸い子どもは無事だったとのことで、投稿者は「とりあえず誤飲に気付いた時点ですぐに口から出させたのと、そのまま♯8000に電話できたのはgood jobだった」と自身の初動を振り返りつつ、「旦那さんを100叩きの刑に処した」「旦那さんもわざとじゃないのよ、事故なのよ」と書き留めています。

 投稿者によると、今回誤飲をしてしまったのは生後10か月の女の子。「私が1人で子どもを見ている最中、家事をしていたら口を動かしているのに気付きました。口を開けさせたところ、口の中がかき氷のようなスカイブルーの色をしていたため、慌ててガーゼで拭うと、錠剤のようなものが出てきました」と経緯を説明します。

 ♯8000や近所の医師会を通じて大学病院を受診したものの、「何かは分からず、熱もなくバイタルも安定して機嫌も良いため、血液検査や胃洗浄などはせずに帰宅しました。診察時点で1時間半経過しており、既に吸収されていることから胃洗浄は負担になるだけだろうとの見立てでした」とその後の処置を明かします。

 後日判明した誤飲物の正体は、夫が飲んでいたAGA(男性ホルモン型脱毛症)の治療薬「フィナステリド」。「主人が薬を飲んでいるときに娘が誤飲した薬であることに気づきました。娘が口にした理由は、恐らくピルケースに詰め替えるときに落ちたものを拾ったのだと思います」。その後の容態は特に健康状態に問題もなく、元気に過ごしているということです。

 一連の投稿はSNS上で大きく拡散。一部で夫の不注意をとがめる声もあった一方、投稿者の冷静な初動を称賛する声も寄せられています。「まさかあんなに拡散されるとは思わず、驚いています。主人を責める声もありますが、起こってしまったことよりも我が家のヒヤリハットを見て、同じぐらいの月齢のお子さんを持つ親御さんに対する注意喚起になればいいと考えております」と話しています。