汁け防止!抗菌効果をプラス!夏のお弁当に加えたい「野菜のおかず2品」

AI要約

夏のお弁当に野菜を入れる際には、生野菜よりも加熱済みの野菜おかずを選ぶことが良い。

管理栄養士の牧野直子さんが、赤と緑のおかずを教えてくれた。

オクラのナムルとにんじんのわさびのりあえは彩りよく、盛り付けるだけでお弁当が華やかになる。

赤パプリカやピーマン、さやいんげんなど様々な野菜でもアレンジ可能。香辛料を加えると食欲もアップする。

お弁当箱の中がパッと華やかになり、蓋を開けるとテンションが上がる。

電子レンジを使用する際は加熱時間に注意し、食材に合わせて調整することが大切。

牧野直子さんによると、緑と赤のおかずが揃っていると食事が一層楽しくなるとのこと。

汁け防止!抗菌効果をプラス!夏のお弁当に加えたい「野菜のおかず2品」

夏はとくにお弁当にも野菜を入れて、ビタミンを補給したいもの。でも、生野菜は水気が出て菌が繁殖しやすくなるのでNGです。加熱済みの野菜おかずを入れましょう。せっかく野菜を入れるなら、お弁当箱の中を彩りよくしたいですよね。そこで、管理栄養士の牧野直子さんに、赤のおかずと緑のおかず、2種類の野菜のおかずを教わりました!

教えてくれたのは・・・

▷牧野直子さん

管理栄養士、料理研究家。栄養学や衛生面の専門知識に加え、家族のために10年以上お弁当を作り続けた経験から、実践しやすい夏のお弁当対策を分かりやすく解説。

■オクラのナムル

すりごまが風味と汁け防止の二役に!

【材料(1~2人分)と作り方】*全量で74kcal/塩分1.3g

1.オクラ6本は3cm長さの斜め切りにする。耐熱皿にのせて塩ひとつまみをふり、ラップをかけて600Wで2分レンチンする。

2.水けをきり、とりガラスープの素ふたつまみ、おろしにんにく少々を加えてあえる。なじんだらごま油小さじ1/2を加えて混ぜ、白すりごま小さじ2をまぶす。

ARRANGE

ピーマン、小松菜、ブロッコリー、さやいんげんでも。

■にんじんのわさびのりあえ

ほんのりわさびで抗菌効果をプラス

【材料(1~2人分)と作り方】*全量で30kcal/塩分1.0g

1.にんじん70gはせん切りにする。耐熱皿にのせてラップをかけて600Wで2分レンチンする。

2.ボウルに練りわさび少々、しょうゆ小さじ1を入れて混ぜ、1を加えてあえる。焼きのり1/4枚をちぎり入れ、混ぜる。

ARRANGE

赤パプリカでもOK。

* * *

緑のおかずと赤のおかずがあると、お弁当箱の中がパッと華やかになり、蓋を取ったときにテンションが上がります。抗菌効果があるしょうがやわさび、香辛料などでピリ辛味にすると、食欲もアップしますよ!

監修・レシピ考案/牧野直子 撮影/豊田朋子 スタイリング/中村弘子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/田久晶子

※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

文=高梨奈々