ハイエースのキャンピングカー「カリカver.」で憧れのバンライフを叶えよう!

AI要約

2023年に開催された、カスタムカーの祭典・東京オートサロン2023に登場した「キャルズ・モーター」のカスタマイズカー「カリカ」が大きな話題を集めた。

ビルダーの「メティオ」から発売されたキャンピング車登録モデル「ラクネル・バンツアー・カリカver.」は、外観から内装までアメリカンテイストを取り入れた魅力的なモデルである。

1台でアメリカンスタイルとバンライフの魅力を両立した「カリカver.」は充実した装備と実用性を提供し、アウトドア愛好家や旅行好きにおすすめのキャンピングカーである。

ハイエースのキャンピングカー「カリカver.」で憧れのバンライフを叶えよう!

2023年に開催された、カスタムカーの祭典・東京オートサロン2023に登場した、クラシカルなフロントフェイスや充実したAV装備が魅力のアルパインスタイルオリジナルブランド、「キャルズ・モーター」のカスタマイズカー「カリカ」は自動車専門誌をはじめ、ネットニュースなどでも大きな話題を集めました。

今回、そんなカリカをベースに魅力溢れるキャンピングカーを製作するビルダーの「メティオ」からキャンピング車登録モデル「ラクネル・バンツアー・カリカver.」が発売されたので、じっくりと見ていきたいと思います。ちなみに「キャルズ・モーター」のカリカには、8ナンバー(キャンピング車)登録モデルは用意されていません。

◆ハイエースの5ドアボディがベースで扱いやすい

メティオでは既にハイエースをベースにした「ラクネル・バンツアー」が存在します。このモデルは4ドアベースなのですが、「カリカver.」は5ドアのみの設定になっています。

「カリカver.」の最大の魅力はなんといっても角目横型4灯のヘッドライトに前後のメッキバンパー、2トーンによるクラシックアメリカンなスタイル。パッと見ると、ハイエースがベースとは思えないほど。さらに、最新のアルパイン製・大画面カーナビや空気清浄器・プラズマクラスター内蔵のリアビジョンモニターなども装備されています。

インテリアはそんな「カリカver.」のスタイルに合わせ、ライムグリーンの生地やウッド調の家具類にアイアンハンガーといったブルックリンスタイルに加え、オリジナリティを足した作りで、落ち着いた空間に仕上げられています。おまけにメティオが得意とするアルミチャンネル材(建築物の内外装に使われるコの字型をした押し出し合金)を使った家具フレームにより、軽量化と高耐久性も魅力となっています。

ベース車が標準ボディ・標準ルーフのため運転もしやすく、2人でもゆったりとくつろげ就寝しやすいのもポイント。最後部の左右にキャビネットが振り分けられており、ベッド展開したまま後部で調理したりといったこともできるのが嬉しいところです。

◆アメリカンスタイルにバンライフの魅力を注入

装備面では水まわりに引き出し式シャワーとシンクをはじめ、電子レンジ、電装システムなどを標準装備。ほかにも子供用の上段ベッドや寒い日に嬉しいFFヒーター、ソーラーパネルといったオプションも用意しているので、グレードアップもできる設定になっています。

レトロかつモダンな魅力と多機能を併せ持つラクネル・バンツアー「カリカver.」は、見た目と実用性を両立した1台。アメリカンテイストを堪能したい人にお薦めです。価格は615万7400円~。

問)メティオ

私が書きました!

編集者・ライター 伴 隆之

大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。