アルプスの豊かさを感じ、山の幸と温泉を満喫する旅

AI要約

今月は北アルプス方面へ。長野県と富山県にまたがる雄大な山々に魅せられながら、黒部ダムの放水を間近で鑑賞。そして北アルプスの天然水で造るビールをゴクリ。

黒部ダムへの行き方はいくつかあり、富山方面からも行けますが、今回は長野から行ってみました。

展望台へ行ってみましたが、これがなかなか運動になります!220段の階段を上り、残念ながらエレベーターはなし。

アルプスの豊かさを感じ、山の幸と温泉を満喫する旅

今月は北アルプス方面へ。長野県と富山県にまたがる雄大な山々に魅せられながら、黒部ダムの放水を間近で鑑賞。そして北アルプスの天然水で造るビールをゴクリ。水がきれいだと料理も一層おいしくなるようです。水の豊かさ、清らかさを実感する旅でした。

黒部ダムへの行き方はいくつかあり、富山方面からも行けますが、今回は長野から行ってみました。東京から北陸新幹線で長野駅へ着くと、そこから扇沢駅行きの特急バスが出ています。約1時間45分。扇沢駅からは関電トンネル電気バスに乗って16分で黒部ダムに到着。

まずはダム全体を眺められる展望台へ行ってみましたが、これがなかなか運動になります!220段の階段を上り、残念ながらエレベーターはなし。途中の踊り場にベンチがあるので、無理せず少しずつ休みながら上りましょう。破砕帯の湧き水が飲めるところもありますので、水分補給も忘れずに。へとへとになってやっと上った先には大パノラマが待ち受けています。毎年6月から10月の間行われる、毎秒10トン以上という放水は……やはり圧巻!

220段も階段を上がるのは厳しいなあという場合は、展望台以外にも、いくつか鑑賞スポットがあります。ただし動き方によってはそれなりに階段があるので、体力に自信のない方は事前に黒部ダムのHPを見て、楽なルートを確認しておきましょう。

ちなみに間近でかぶりつきで観られる「放水観覧ステージ」までは、黒部ダムレストハウス前からバリアフリー通路になっているので、車いすやベビーカーでも容易に移動できます。

黒部湖を周遊する遊覧船「ガルベ」にも乗ってみました。黒部湖は総貯水量2億トンという、巨大な人造の貯水池です。ガルべは1969年より運行していた歴史ある遊覧船ですが、実は老朽化等もあり、今年度(2024年11月10日まで)の営業をもって終了してしまうそう。今年は乗船できる最後のチャンス!様々なラストイヤーキャンペーンも行われています。

満水時には湖面の標高が1448mとなり、日本一高所を走る遊覧船。北アルプスの美しい山並みに囲まれた絶景を眺めながら、約30分の船旅を楽しめます。黒部ダムからガルベの乗船場までは徒歩で約15分。途中はひんやりとした坑道の中を歩き、ちょっとユニークなお散歩コースはなかなか楽しいです。

黒部ダムレストハウスでは、ダム好きには知られる「ダムカレー」も味わえますので、訪問の記念にぜひ。