義理実家への帰省がめんどくさい…「気を遣う」「家族として迎え入れられていない」憂うつな帰省を和らげる対処法

AI要約

義理実家への帰省が近づいてくると憂うつさを感じる人に、臨床心理士の南舞さんが心の持ち方や乗り切り方を解説。

アンケート結果によると、義理実家への帰省が面倒だと感じる人が約6割であり、その理由として『気疲れする』や価値観の違いに苦労する声が多数。

友人に相談したり、役割を見つけたり、限界を理解して無理をしないことが重要。

義理実家への帰省がめんどくさい…「気を遣う」「家族として迎え入れられていない」憂うつな帰省を和らげる対処法

夏休みをきっかけに、義理の実家に帰省する人も多いと思います。義理実家への帰省が近づいてくると毎年憂うつさを感じている人へ。臨床心理士の南舞さんが、心の専門家の立場から、心の持ち方や乗り切り方について解説します。

Women’s Health読者にアンケートをとってみたところ、義理実家への帰省が面倒だと感じている人は59%、そう思わない人が41%で、6割の人が、義理実家への帰省が面倒だと感じているという結果に。

義理の実家ということで、自分の実家のようにくつろいだり、素の自分で自由に振る舞うわけにはいかないということで、『気疲れする』という声が圧倒的に多かったです。

また、『パートナーが外国人で、文化の違いに慣れることができない』『食事が合わない』といった価値観の違いに苦労している人も。最近では、『義実家の両親は優しい』と『仲良くしてくれる』というポジティブな声を聞くことも増えましたが、義理の実家への帰省に憂うつさを感じる人はまだまだ多いようです。

1. 友人などに話をする

可能であれば、お友達など親しい人に連絡するのも良いと思います。義理実家での大変さを第三者に共感してもらえるだけでも、だいぶ気持ちが楽になりますよね。

2. 役割を見つける

例えば、親戚に小さいお子さんがいるとしたら『〇〇ちゃんと遊んでるから、どうぞごゆっくり!』などと言ってあえて役割を担ってしまうのも良いと思います。役割を担うふりをしてその場を離れることができれば、束の間のリフレッシュタイムになるかも。

3.『できること』と『できないこと』の境界線を持つ

まずは、自分の中にある『ここまでは頑張れるけれど、ここまでは頑張れない』といった限界を理解し、無理をしないようにしましょう。例えば、ずっと義理実家の家族と過ごすのがきついと感じるようであれば、短時間でも自分たち家族だけで過ごす時間を作るなど、パートナーにどのような状況がストレスになるのか、どのようにサポートしてほしいのかを伝えて、事前に話し合っておくことで必要以上に疲弊するのを防ぐことができます。