「母親は自分のために1日30分しか使えない」母親の8割は自分より子どもを優先…実は親こそセルフケアをするべき理由

AI要約

多くの母親が産後のストレスや不安に悩みながらも、自己ケアをおざなりにしている現状が明らかになっている。

自分の健康管理をおろそかにし、ほとんど自分のための時間がない母親が多い中、セルフケアが大切であることが強調されている。

健康的な食事や自己ケアを怠ることは疲れを溜める原因になり、それが子育てにも影響を及ぼす可能性が指摘されている。

「母親は自分のために1日30分しか使えない」母親の8割は自分より子どもを優先…実は親こそセルフケアをするべき理由

小さな赤ちゃんがいる人のほとんどは毎日子どもの世話に追われ、社会からは孤立し、睡眠もまともにとれていない。「私、母親として正しくやれているかしら?」

不安やストレスを抱えながらも、食事はいつもテイクアウト。少なくとも産後数週間は、何が何でも赤ちゃんのことが大優先。だけどこのやり方は、実はサステナブルじゃない。今回は『Prevention』から、無理せずい良いママになるための方法をご紹介。

産後初期に確立された生活パターンを続けていくのは簡単。赤ちゃんが寝ている間に昼寝や食事を済ませ、子どものニーズを優先的に考える。友人との交流関係を維持する気力なんてないほど毎日疲れている。子どもの世話をしていたら自分の食事を摂る時間もないという声も多い。

雑誌『HealthyWomen』と『Working Mother』が共同で実施した調査によると、 母親の78%が、自分の健康管理をないがしろにしていることが明らかになった。理由は、愛する家族のお世話でいっぱいいっぱいだから。最も時間を費やすのは、子ども。その次にペット、高齢の親戚、配偶者または恋人、そして最後に自分。

2,000人の親を対象に行われた調査結果によると、子育て中の親が持てる自分時間の平均は、毎日たったの32分。でもこれは多いほうかもしれない。イギリスでは、17分という結果が出ているという。自分のために使える時間は1日30分未満。

この結果からもわかるように、多くの母親は自分のための時間がほとんどなく、セルフケアなんておざなり。でも実は、自分を大切にすることが、より良いママになることにつながっているという。

家族のためには野菜をいっぱい使ったヘルシーな料理を作っているのに、自分は、チンしてすぐに食べられるジャンクフードを食べているなら、当然疲れはたまるしおなかもすく。そうなると、ベビーフードを作ったり、子どもを抱っこしたりするエネルギーも湧いてこない。