“巨大地震注意”の今、見直したい【女性が準備しておきたい防災アイテム】9選〈ユニクロのカップ付き下着他〉|STORY

AI要約

宮崎県で観測された大地震に備えて、女性が持っておきたい防災グッズや注意すべきことについて専門家のアドバイスが紹介されています。

避難生活でのストレスや衛生面への配慮が重要であり、月経用品やデリケートゾーンのケア用品など、女性だからこそ必要なアイテムが挙げられています。

日常生活を振り返りながら、自身にとって必要な防災グッズを準備し、いざというときに備えることの重要性が強調されています。

“巨大地震注意”の今、見直したい【女性が準備しておきたい防災アイテム】9選〈ユニクロのカップ付き下着他〉|STORY

先日、宮崎県でマグニチュード7.1、震度6弱の地震が観測されました。気象庁からも「巨大地震注意」が呼びかけられ、今防災対策が気になっているSTORY世代は少なくないはず。

家族共有で使用するアイテムは準備しているという家庭も多いと思うのですが、実際には女性ならではの必須アイテムってたくさんあるのです。娘とも共有しておきたい「女性が持っておきたいもの、気をつけていたいこと」を、専門家の先生に聞いてみました。

実際にあった被災地でのエピソードを伺いました

・逃げるのに必死で着のみ着のままで避難所まで来ちゃって…気がついたらノーブラだった。

・使える水が本当にほとんどないので、災害時に便利と言われている月経カップや月経ショーツは、しっかり洗わなければならないので意外と不便なので、やはりナプキンは必須。

・着替え用のテントなども、自分にとって死角を作ってしまうし、かえって人目を引いてしまう可能性もある。

・妊娠初期の女性は、体調が悪いのに周りにも気づいてもらえず苦しい。

災害後の避難生活がストレスとなり、体調の悪化につながることがあります。本当に辛い状況でも我慢しがちな女性は、みんなが大変なときだからこそ、「私にも分けてください」と言いにくい人が多いのが事実。だからこそ、人にお願いしにくい事、もらいにくい物は、自分で準備しておくのが安心だし、ストレスの軽減策にもなります。

(右から)(1)エアリズムブラキャミソール¥2,290/UNIQLO (2)エリス コンパクトガード(多い昼用)羽つき 23cm ¥330(編集部調べ)/エリエール (3)サラサーティ Tライナー¥800/小林製薬(編集部調べ) (4)プチシャワー・セペ 3本入¥924/コットン・ラボ (5)ザ・プロダクト ドライシャンプーシトラス¥1,650/KOKOBUY (6)ラベンダーとカモミールの絶妙な甘さが心と体を解きほぐす。S04 リラックス&ビューティー¥2,420、(7)気持ちを切り替えて、軽やかな躍動感を生み出すハーバルシトラスの香り。ピュアインスパイア¥2,200/2点共にアットアロマ (8)デリケートウェット12枚入り¥250(編集部調べ)/ユニ・チャーム (9)黒ポリ袋/参考商品

(1)カップつき下着…サイズが異なるものは支援物資としても届くのが最後になりやすいもの。災害に備えて1枚あると便利です。

(2)生理用紙ナプキン…災害時に便利と言われている月経カップや月経ショーツなどの洗って繰り返し使えるアイテムは、水の使用が限られたり衛生状態を保つことが難しかったりするので非常時には不向き。使い捨てのものの方が便利です。

(3)おりものシート…下着もなかなか洗うことができません。生理中でなくてもおりものシートを使っておけば、下着の汚れも最小限で、衛生的にも◎。

(4)携帯用ビデ…過去の震災では外陰炎になった女性も多かったそう。精製水で膣内を洗い流す使い捨ての携帯用ビデを使えば、入浴ができない状況でもデリケートゾーンを清潔に保つことができます。

(5)ドライシャンプー…災害発生時、水が止まってお風呂に入れない!そんなときに助けになるのが水で洗い流す必要のないシャンプー。シトラスの香りとひんやり爽快な使い心地。プッシュ式なので量を調節しやすく、ガスを使わないので安心。・

(6)(7)アロマオイル(精油)…被災した際、多くの人が悩まされるニオイの問題。リラックス効果や消臭効果が期待できるアロマオイルを持っておくのがオススメ。小瓶に入っていて嵩張らないので数種類携行しておくと便利。心のケアだけでなく、アロマオイル(精油)が持つ本来の薬理効果も知っておくと良いでしょう。

(8)デリケートゾーンシート…生理中かどうかにかかわらず、女性のデリケートゾーンは清潔に保つように気を配る必要があります。特に生理中のデリケートゾーンは肌のなかでいちばん繊細な部分なため、かゆくなったりかぶれたりしてしまうことも…。だからこそ備えておきたいのが、デリケートゾーン専用の拭き取りシート。

(9)中身の見えないゴミ袋…避難所で使い終わった生理用品を捨てるために、黒色などの中身の見えないゴミ袋があると便利です。消臭機能が付いたものもあります。

日常生活でいったい何が必要か?ないと困るものってなんだっけ?と、イメージしてみることが大事。人によって必要なものは異なるし、女性特有の必須アイテムって意外と色々あって、そういうものこそ避難所では数が限られていたりもします。セットになっているものを常備しておくだけではなく、日常生活を振り返りながら本当に自分にフィットする防災グッズをセットアップしておくといいですね。その準備はきっと、いざというときに自分を救ってくれるはずです。