「お腹周りの脂肪」を2週間で減らす!6つの方法を専門家が伝授

AI要約

おなかの脂肪は健康リスクを高めるため、落とすべきである。

おなかの脂肪を落とすためには全身の脂肪を減らすアプローチが重要。

食事や睡眠、ストレス管理などもおなかの脂肪に影響を与える。

「お腹周りの脂肪」を2週間で減らす!6つの方法を専門家が伝授

夏本番を前に、急いでスリムなボディを手に入れたい……。慌てて「2週間でおなかの脂肪を落とす方法」とググったあなたのために、専門家がその術を伝授。

まず、痩せないといけない、というプレッシャーは感じるべきではないことを心に留めておこう。

しかし、ジョージ・メイソン大学の栄養・食品学科長であり、ジョンズ・ホプキンス大学の健康・行動・社会学の准教授を務めるローレンス・チェスキン医学博士は、「残念ながら、おなかは脂肪を蓄えると危険な部位」であるため、おなかの脂肪は落とすほうがいい、と述べている。

おなかの脂肪は内臓脂肪(内臓を取り囲む腹部脂肪)とも呼ばれ、食事による余ったエネルギーを一時的に保存しておく場所。この脂肪が血流にのって循環すると、血液中の脂肪量が増加し、血糖値を上昇させ、心臓病や2型糖尿病のリスクを高めると言われている。

では、体にとって好ましくないおなかの脂肪はどうすれば落とすことができるのか。

そのためには腹筋やプランクだけでなく、多方面からのアプローチが必要。米国運動評議会(ACE)の公認パーソナルトレーナであるクリス・ガグリアルディも、「全身の脂肪を落とす必要があります」と同意している。

ここでおなかの脂肪を落とすためのヒントをご紹介。

体重の増加にはさまざまな理由があるが、「一般的に、おなかの脂肪はカロリーの摂り過ぎがきっかけとなり、それが体重増加につながります」と、『The Small Change Diet(原題)』の著者で登録栄養士のケリ・ガンズは述べている。

とは言え、体のどこに脂肪がつくかは私たちにはどうしようもないこと。

「私たちは、どこに脂肪がつくかをコントロールすることはできません。遺伝や性別、年齢に基づき、おなかやお尻、太ももにつくことが多いです」とガンズさんは続ける。『The Little Book of Game-Changers(原題)』の著者で登録栄養士のジェシカ・コーディングによれば、体重が急激に増加した時はおなかに脂肪がつきやすくなるという。「体型によって腹部に脂肪が蓄積されやすい人もいます」とコーディングさん。

また、十分な睡眠をとっていない、ストレスを感じているといった要因も、おなかに脂肪がつくリスクを高める、とコーディングは説明している。「ストレスホルモンのコルチゾールレベルが高いと、おなか周りの脂肪組織を蓄積しやすいことが分かっています」