トレッドミルを苦行にしか感じない人へ。楽しくなる秘訣とおすすめトレーニングまとめました

AI要約

トレッドミルの魅力に目覚めた筆者の体験

トレッドミルの利点と欠点について

トレッドミルを楽しい運動にする方法

トレッドミルを苦行にしか感じない人へ。楽しくなる秘訣とおすすめトレーニングまとめました

トレッドミルはあまり好きではなかった筆者ですが、先日の休暇のあいだにちょっと考えが変わりました。

毎朝数マイル、ランニングしたかったのですがこれといった適当なルートが見つからず、地元にいい公園を見つけたものの、蚊やマダニが多いとか、一つしかない駐車場は有料だとか、AllTrails(各地のトレイル情報サイト)のレビューはさんざんでした。おまけに外は32℃の暑さ。

そこで、いつもの5マイルのランニングをトレッドミルでもできるかと、ホテル内のジムに行き、お気に入りのポッドキャストを聴きながら試してみました。

すると、トレッドミルの送風ファンの風が顔に心地よく、「もう1マイル、行けるかな」と4回繰り返し、さらに翌日もその翌日も続けられたのです。気がついたらトレッドミルのファンになっていたことには我ながら驚きました。

休暇から戻った今、以前とは違う私がいます。今は、空模様によっては「今日はトレッドミルがいいかな」と考えるようになったのです。

トレッドミルなら、日焼け止めクリームやUVカットシャツを用意したり、日焼けを気にすることもなし。湿気で息がつまることもないし、気温をチェックする必要もなし。冬場には凍り付いた地面やシューズのなかに入ってくる雪、氷点下の寒さに悩まされることもありません。

水のボトルもそばに置いておけるので、持ち運びに悩むこともなし。そのほか、補給食や吸入器、汗拭きのタオルなど手元に置いておきたいものも然り。必要な時はトイレがそばにあるのもプラスです。

トレッドミルならではのデメリットもある

メリットの多いトレッドミルですが、注意点もあります。

トレッドミルでのランニングは、外を走るのとは感覚がやや異なります。不意の坂道に出くわすわけでもなく、暑さへの適応を迫られることもなく、足がほぼずっと同じ角度で地面に着地するわけです。

ですから、屋外でのランニング(トレイルがあればなおよし)もトレーニング・メニューに加えるべきでしょう。

また、トレッドミルでのペースが、屋外でそのまま通用するとは考えないほうがいいでしょう。トレッドミルでのランニングは、精神的にはきつくても身体的にはより楽だと感じるランナーがほとんどだそうです。

トレッドミルのメリット・デメリットを挙げたあとは、そのやり方についてみてみましょう。トレッドミルを楽しい運動に変えるカギはなんでしょうか?