週末みたい展覧会5選。今週は「舟越桂 森へ行く日」やアーティゾン美術館「空間と作品」など【8月第2週】

AI要約

彫刻家舟越桂の展覧会が開催中。彼の没後の足取りや、彫刻の森美術館の名作コレクションとの展示も。フォトレポートも必見。

石橋財団コレクションのアート作品が集結するアーティゾン美術館。多彩な作品が展示され、制作/受容の「空間」について問い直す機会となっている。

開発好明の東京初個展。日常生活や社会現象をテーマに、コミュニケーションを誘発する50点以上の作品が展示される。

週末みたい展覧会5選。今週は「舟越桂 森へ行く日」やアーティゾン美術館「空間と作品」など【8月第2週】

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聖母子像やスフィンクス、性別を感じさせない静謐な空気をまとった人物像などで知られる舟越桂。本展は3月29日に没した彫刻家の足取りをたどる機会となった。また、本館ギャラリーの向かいの建物では、「彫刻の森美術館 名作コレクション+舟越桂選」と題し、彫刻の森美術館が所蔵する名作の数々と、舟越が選出した現代の作家5名(三木俊治、三沢厚彦、杉戸洋、名和晃平、保井智貴)の作品が合わせて展示されている。こちらもぜひチェックしてみてほしい。展示の様子はフォトレポートから。

会場:彫刻の森美術館 本館ギャラリー

会期:7月26日~11月4日

7月のアーティゾン美術館にはクロード・モネ、パブロ・ピカソ、藤島武二、岸田劉生、琳派による作品や抽象絵画まで、古今東西、様々な分野の作品から構成される石橋財団コレクションのアート作品が集結。美術品がどこでどのように生まれ、飾られ、受け継いでこられたのかという、作品の制作/受容にまつわる「空間」を没入感あふれる展示方法を通じて問い直すような機会となった。展示の様子はこちらのフォトレポートから。

会場:アーティゾン美術館

会期:7月27日~10月14日

キャリアの最初期となる1990年代より、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーションを内包・誘発する表現活動を継続してきた開発好明の東京初個展。開発の作品・プロジェクト約50点を通じて、「ひとり民主主義」と称される彼の作品世界を存分に体感できる機会となっている。展示の様子はこちらのフォトレポートから。

会場:東京都現代術館

会期:8月3日~11月10日

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