# 現代アート

”キモかわ”スイーツ描き続けた異色の米巨匠、ウェイン・ティーボー 日本初の画集発売
21時間前

”キモかわ”スイーツ描き続けた異色の米巨匠、ウェイン・ティーボー 日本初の画集発売

ケーキやパイなど、カラフルなスイーツを描き続けた米の巨匠、ウェイン・ティーボー。その日本初となる画集「デリシャス・メトロポリス ウェイン・ティーボーのデザートと都市景観」(創元社)が発売された。ポップな題材を古典的な手法で描く作風が注目を集めており、日本語訳などを担当した聖学院大の江崎聡子准教

第2回のTokyo Gendaiが開幕。直面する課題と可能性
2024.07.05

第2回のTokyo Gendaiが開幕。直面する課題と可能性

 第2回の「Tokyo Gendai」が、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で開幕した。会期は7月7日まで。 今年のフェアには、世界18の国や地域から69のギャラリーが参加。BLUMやSadie Coles HQ、アルミン ・レッシュ、ペロタンなどの国際的なギャラ

東京都現代美術館で「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」が開催へ
2024.07.05

東京都現代美術館で「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」が開催へ

 東京都江東区の東京都現代美術館で、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」展が開催される。会期は8月3日~11月10日。 高橋龍太郎コレクションとは、精神科医・高橋龍太郎(1946~)が1990年代半ばより本格的に収集を始めた日本の現代美術コレクション。草間彌生、合田佐和子

「島袋道浩 音楽が聞こえてきた」展開幕レポート。音楽家たちのの共作、一堂に
2024.07.05

「島袋道浩 音楽が聞こえてきた」展開幕レポート。音楽家たちのの共作、一堂に

 90年代初頭より国内外の多くの場所を旅し、そこに生きる人々の生活や文化をみつめ、新しいコミュニケーションやアートのあり方に関する作品を制作してきた島袋道浩(1969年神戸生まれ)。その個展「島袋道浩 音楽が聞こえてきた」展が、横浜のBankArt Stationで開幕した。会期

YUGEN Gallery、気鋭アーティストと若手キュレーターによる特別展「awai~身体の解体と再構築~」を開催
2024.07.04

YUGEN Gallery、気鋭アーティストと若手キュレーターによる特別展「awai~身体の解体と再構築~」を開催

現代アートギャラリーの 「YUGEN Gallery」 では、若手キュレーター支援の一環として、若手キュレーターが気鋭アーティストと共同で開催するグループ展「awai ~身体の解体と再構築~」を2024年8月10日(土)~8月18日(日)に開催する。参加アーティストはスコット・ウ

【行くべき展覧会】陶器でできた空き缶や新聞紙が国内外で人気!「三島喜美代―未来への記憶」
2024.07.03

【行くべき展覧会】陶器でできた空き缶や新聞紙が国内外で人気!「三島喜美代―未来への記憶」

陶器でできた空き缶や古新聞などの作品が国内外で大人気の三島喜美代。意外なことに、東京の美術館での個展は初めてだという。初期の油絵やコラージュから大型近作までが一堂に会する練馬区立美術館へ。 三島喜美代は1932年大阪生まれのアーティストだ。70年以上のキャリアをもち、国内外での人

シティーセンターでフィンランド初のAI作品展「ヘルシンキ・ビニース」
2024.07.03

シティーセンターでフィンランド初のAI作品展「ヘルシンキ・ビニース」

 ドイツ人アーティストのアナ・バウアーさんによる作品展「ヘルシンキ・ビニース(Helsinki Beneath)」が現在、ヘルシンキのシティーセンター(Kaivokatu 8, Helsinki)1階で開催されている。(ヘルシンキ経済新聞) フィンランド初のAIエキシビションとな

横浜・⼭下ふ頭で現代アートの祭典が誕生。「Art Squiggle Yokohama 2024 やわらかな試⾏錯誤ー芸術とわたしたちを感じる45⽇間ー」が7月から開催
2024.07.01

横浜・⼭下ふ頭で現代アートの祭典が誕生。「Art Squiggle Yokohama 2024 やわらかな試⾏錯誤ー芸術とわたしたちを感じる45⽇間ー」が7月から開催

現代アートフェスティバル「Art Squiggle Yokohama 2024(アートスクイグルヨコハマ 2024)」が、7⽉19⽇~9⽉1⽇までの45⽇間、横浜・⼭下ふ頭にて開催される。「Art Squiggle Yokohama 2024」は、”Squiggle(スクイグル)

パリ・オリンピックのマラソン競技コース上の見るべき名建築10
2024.06.30

パリ・オリンピックのマラソン競技コース上の見るべき名建築10

7月26日から開催される「パリ2024オリンピック」。セーヌ川での開会式から始まり、今までになかった「街全体が会場」と「スポーツと文化の融合」をめざす今大会は、最終日のマラソンも、そのスローガンを体現すべく、考え尽くされている。コースは、パリの魅力をこれでもかと見せつける、エキサ

東京訪問が初めてならぜひ行きたい美術館・博物館5選
2024.06.30

東京訪問が初めてならぜひ行きたい美術館・博物館5選

東京は文化とエンターテインメントの渦に包まれた街だ。どこを歩いても、どの裏通りに入ってみても、何かしらエキサイティングなことを見たり体験したりできる。初めて東京を訪れるなら、どこで何をするかを厳選して旅程を組むのは控えめに言っても難しいだろう。とはいえ、ぜひとも訪れておきたい博物館や美術館とい

異界の中の異界へ 和歌山県出身の芸術家コラボ展、7月15日まで白浜
2024.06.27

異界の中の異界へ 和歌山県出身の芸術家コラボ展、7月15日まで白浜

 和歌山県白浜町の「ホテル川久」内にある私設美術館「川久ミュージアム」で、県出身芸術家2組による現代アートの企画展「ゲノムの詩」が開かれている。絵画や立体造形、動画などを組み合わせ、空間全体を作品としたインスタレーション。「異界のようなホテル内に、さらに異界を生み出した」という。7月15日まで

三島喜美代さん死去 現代美術家、91歳
2024.06.27

三島喜美代さん死去 現代美術家、91歳

 新聞、雑誌や空き缶などを陶で表現した作品で知られる現代美術家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、死去した。 91歳だった。葬儀は近親者で済ませた。 大阪市出身。1970年代から新聞や雑誌などの印刷物を陶に転写した立体作品を制作した。空き缶、段ボールなどの身

現代美術作家の三島喜美代さん死去 代表作「20世紀の記憶」
2024.06.27

現代美術作家の三島喜美代さん死去 代表作「20世紀の記憶」

陶器に文字を転写する作品で現代陶芸の表現の幅を広げた現代美術作家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、死去した。91歳。葬儀・告別式は近親者で執り行った。大阪市出身。1950年代から絵画など平面作品を制作し、70年代に入ると、陶器にシルクスクリーンで印刷物を転写する作品を発

美術家・三島喜美代さん死去 91歳 「ゴミ」モチーフの作品多数
2024.06.27

美術家・三島喜美代さん死去 91歳 「ゴミ」モチーフの作品多数

 大量消費される日用品を模した立体作品を手がけ、独自の陶表現を切り開いた美術家、三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、亡くなった。91歳。葬儀は近親者で営んだ。 戦後、独立美術協会に所属し、絵画を発表。1970年ごろから独学で陶制作を始め、新聞や空き缶の表面などの印刷物を転写

現代美術家、三島喜美代さん死去 ごみを再現した陶製作品
2024.06.27

現代美術家、三島喜美代さん死去 ごみを再現した陶製作品

 新聞紙や段ボール、空き缶といった身近なごみを精巧に再現した陶製の作品で知られる現代美術家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、病気のため死去した。91歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。 1950年代に活動を開始。当初は新聞や雑誌をコラージュした油彩画など平面作

「なにこれ!」 ピクトグラムが“飛び出す”非常口の誘導灯に思わず目がバグりそう 「発想と技量がすごい!」
2024.06.26

「なにこれ!」 ピクトグラムが“飛び出す”非常口の誘導灯に思わず目がバグりそう 「発想と技量がすごい!」

 2次元と3次元の境界があいまいになる個性的なアート作品が、X(旧Twitter)で約19万件の“いいね”を集めるほど話題になっています。 話題になっているのは、“平面から飛び出す立体作品”を制作しているアーティストの松枝悠希さんが手掛けた、非常口の誘導灯からピクトグラムが飛び出

アーティスト・竹崎和征が48歳で逝去。Take Ninagawaギャラリーを共同で設立
2024.06.26

アーティスト・竹崎和征が48歳で逝去。Take Ninagawaギャラリーを共同で設立

 Take Ninagawaギャラリーを共同で設立したひとりで、アーティストとしても活動を続けた竹崎和征が、6月22日未明に急逝した。享年48歳。 竹崎は1976年高知県生まれ。99年に高知大学教育学部修了。2000年には「VOCA展 2000 現代美術の展望 -新しい平面の作家

脳内にミクロマクロの世界 現代アート作家カミジョウミカの個展
2024.06.26

脳内にミクロマクロの世界 現代アート作家カミジョウミカの個展

 カラフルな空想と夢の世界に誘われる現代アート作家、カミジョウミカさんの個展「脳内にミクロマクロの世界」が、東京都八王子市の「BrainBrunnGALLERY」で始まった。文字通り、ミクロとマクロの境界線、ダイナミックさと繊細さが織りなす作品たち、進化を続けるカミジョウワールドが待っている。

【2024年版】夏休みに見たい展覧会20選(全国編)
2024.06.25

【2024年版】夏休みに見たい展覧会20選(全国編)

本記事では、全国で開催される展覧会の中から夏休みに開催される注目の展覧会や芸術祭をTAB編集部がピックアップ。昨年から引き続き猛暑が見込まれる今年の夏。夏休みのおでかけプランのひとつとして、美術館でゆったりアート鑑賞なんていかがだろうか? *各展覧会の会期・内容は予告なく変更にな

「九州派」でも活躍 「声なき声」を内省的に探究した画家尾花成春 福岡・久留米市で展覧会
2024.06.25

「九州派」でも活躍 「声なき声」を内省的に探究した画家尾花成春 福岡・久留米市で展覧会

  前衛美術集団「九州派」などで活躍した福岡県うきは市吉井町出身の尾花成春(しげはる)(1926~2016)は故郷に根を張り、筑後川周辺の風景などをモチーフにしながら、自己の内面やこの世界の本質を見つめようとした画家だった。同県の久留米市美術館で開催中の展覧会「ちくごist 尾花成春」は、内省