親が知っておきたい「子どもが夏休みに勉強に集中できない原因3選」を開成番長が紹介!

AI要約

子どもが夏休みに勉強に集中できない原因とその対処法について述べられている。夏休みの勉強計画を立てる際に参考になる内容。

食べ過ぎが集中力に影響することや、サボりがどのような結果をもたらすかが説明されている。

夏休みを有効に過ごすためのアドバイスが提示されている。

親が知っておきたい「子どもが夏休みに勉強に集中できない原因3選」を開成番長が紹介!

 こんにちは。開成番長こと、個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。 今回は、親が知っておきたい「子どもが夏休みに勉強に集中できない原因3選」について話していきたいと思います。夏休みの間、毎日コツコツ頑張るためにも、ぜひこれからご紹介する「夏休みに勉強に集中できない原因とその対処法」を参考にしてみてくださいね。※繁田さんは開成中学・開成高校を経て、東京大学経済学部を卒業。開成在学時代には数々の逸話を残してきた通称「開成番長」。現在は、個別指導塾TESTEAの塾長として、開成・桜蔭・東大早慶をはじめとする最難関校に数多くの合格者を輩出している。

 もうすぐお盆休みですね。夏休みも前半戦の終了が近いです。充実した勉強はできていますか? 夏休みって時間が無限にあるような感じがするので、子どもの気持ちが緩んでしまいがちなんですよね。そのため、時間はたくさんあったはずなのに、思ったよりも勉強が進んでいないなんてことが起こりがちです。

 実際、「まだまだ時間があるから」と勉強をサボってしまい「気づけば8月の下旬!」、そんなふうに焦り出す生徒を私は何人も見てきました。夏休みは中学受験の天王山と言われていますが、この時期サボってしまった生徒とサボらずに頑張った生徒とでは大きな差がつきます。サボった子はあっという間に置いていかれ、2学期に頑張っても取り戻せないほどの差が開く。厳しいですが、これが現実です。

 中学受験業界では「逆転合格」なんて言葉をよく見聞きしますが、サボっている子のところに転がり込んでくるような甘いものではありません。「逆転合格」は、それを信じて頑張った子が手にするものであって、それを言い訳にサボった子に待っているのは不合格です。最後に追い込めば逆転できるなどと考えずに、「順当に合格してやるんだ!」という気持ちで毎日コツコツ頑張ることが大切です。

 「え?」と拍子抜けしたかもしれませんが、食べ過ぎを甘く見てはいけませんよ! 食べ過ぎと集中力、これらには密接な関係があるんです。

 確かに、チョコレートなどの甘い物を食べて、脳のエネルギーとなるブドウ糖を摂取することは勉強に欠かせないことです。よく言われることですよね。実際、お腹がすくと血糖値が下がり、脳を動かすためのエネルギーが不足するので、集中力が下がってしまいます。

 しかし、満腹状態になるまで食べ過ぎてしまうのも良くありません。満腹状態になると血糖値が上がり過ぎてしまい、眠くなってしまうのです。思い出してみてください。学生時代、昼休み後の5限目の授業で机に突っ伏して寝ていた同級生、きっといたはずです。

 ご飯を食べ過ぎてしまうと勉強に集中できない原因となってしまいます。「腹八分目」を意識しましょう。また、お菓子やアイスの食べ過ぎにも注意してくださいね。