「ちょっと試練」子どもだけで留守番させる不安や昼食の準備 働く親を悩ます「夏休み」の現状

AI要約

夏休み中、働く親が子どもの預け先に悩み、保育園で小学生が勉強できる取り組みが始まったことについて報道。

子どもたちは夏休みを楽しむ一方、親は子育てと仕事の両立に苦労している様子。

記事では、児童クラブや民間の預かり先、カメラの設置など、子どもの預け先に関する様々な取り組みが紹介されている。

「ちょっと試練」子どもだけで留守番させる不安や昼食の準備 働く親を悩ます「夏休み」の現状

夏休みに保護者を悩ませる問題について考えます。

夏休み真っただ中ですが、子育てをしながら働いている親にとって、夏休みをどのように乗り切るかは大きな問題です。

子どもだけで留守番させる不安や昼食の準備などで頭を悩ませる家庭も多い中、現状や取り組みを取材しました。

■働く親が最も頭を悩ませる「子どもの預け先」

子どもたちにとってうれしい夏休み!

宮崎県内のレジャースポットには子どもたちの明るい笑い声が響いています。

子どもたちに、この夏、どんなふうに過ごしたいか聞いてみると・・・

(子どもたち)

「プールに行きたい」

「福岡に行きたいです」

「大阪です。USJがおもしろそうだからです」

一方で、働く親たちは・・・

(親)

「ちょっと試練ですね。いい思い出にはなるんですけど、親子で。まあでもちょっと大変さもちょっと上かなと思います」

「宿題もちゃんとチェックしないといけないし、それで遊びにも行かないといけないし、食事も作らないといけないし、大変は大変」

そして、働く親が最も頭を悩ませるのが、子どもの預け先です。

多くの親は、子どもを児童クラブ、いわゆる学童保育に入所させますが・・・

(親は)

「3年生以上はなかなか学童に入れないと聞くので、民間の預かり先を探したりとか、自宅にいるなら見守り機能のついたカメラとか設置する必要があると思います」

■小学生がどうして保育園に?

こうした中、宮崎市の保育園がこの夏、ある取り組みを始めました。

小さな子どもたちがすやすやと眠る横でノートを広げているのは、体の大きな男の子たち。

(小学生)

「3年生です」

「6年生です」

小学生がどうして保育園にいるのでしょうか?

(コスモナーサリー・堂領哲彦園長)

「(長期休みは)ほとんどの子が家で留守番してる。ゲームしたりとか、テレビを見て宿題もせずに過ごしているという話を先生(職員)たちから聞いて、お母さんたちの不安とかが解消されるのであれば役に立ちたいなと思って・・・」