〈意外〉暑い時期は肩こりが悪化する?その理由と重だるい肩がスッキリ軽くなる、座ったままストレッチ

AI要約

肩こりは季節によって悪化しやすくなります。暑い季節は自律神経の乱れや血行不良が起こりやすく、肩こりを引き起こす要因となります。

自律神経の乱れを整えるためには、呼吸や運動が有効です。特にヨガは自律神経の調整に適しており、肩こりの改善にも役立ちます。

デスクワークが多い場合でも簡単にできる肩まわりのストレッチを行うことで、肩こりの緩和が期待できます。

〈意外〉暑い時期は肩こりが悪化する?その理由と重だるい肩がスッキリ軽くなる、座ったままストレッチ

日本人にとって悩みの原因の一つである、肩こり。年中こっているという方も多いかもしれませんが、季節によって重症度が変わると感じている方もいるのではないでしょうか?今の暑い季節と肩こりの関係をご紹介します。

■暑い季節は肩こり悪化に要注意!

肩こりは季節によって悪化しやすくなります。今の暑い季節は特に気を付けるべき季節ともいえます。その理由は、外気の暑さと室内の涼しさで起こる寒暖差によって自律神経が乱れやすくなるから。体はバランスを保とうと頑張るのですが、年々寒暖差は広がる一方です。冷房の効いた部屋など寒い場面では無意識にぐっと筋肉に力が入りやすくなります。このように無意識のうちに寒暖差疲労がたまりやすくなり、肩こりが起きやすくなるのです。

寒暖差によってだけでなく、夏の強い日差しで体への刺激が強くなり、私たちの自律神経はいとも簡単に乱れやすくなります。自律神経が乱れやすくなる結果、血行が滞りやすくなり肩こりへと繋がっていくのです。

■どうすれば改善できるのか?

自律神経の乱れとなると、そう簡単にどうこうできないのでは?と思ってしまう方もいるかもしれませんね。寒暖差をご自身でどうにかできるわけではないので、一枚羽織るものを持ち歩く、冷たい食べ物や飲み物を少し控えるといったことも上げられますが、深い呼吸と室内で適度な運動をして血行を促す方法をおすすめします。

呼吸と運動といえば、ヨガです。暑い今の季節も室内で行えますし、自律神経の乱れを整える方法としてもとても適しています。今回は呼吸と連動しながら肩まわりをスッキリさせる方法をご紹介します。

■デスクワークが長い方にもオススメ!肩まわりスッキリ運動

ヨガマットの上でも、イスに座ったままでもできるので、会社の休憩時間などにも試してみてくださいね!

1.楽な姿勢になり、両手を上げます。

2.腕をクロスし、手のひら同士を合わせたらそのまま深い呼吸を繰り返します。吐く息ごとに肩の力が緩まっていくようなイメージです。

3.次の吐く息とともに、上体を倒し、指先と背骨で前後に伸び合ってみましょう。そのまま3~5呼吸キープします。

4.次の吸う息ともにゆっくり上体を起こして、また深い呼吸を行いましょう。

5.この流れを3セット行い、凝り固まっている肩まわりの血行を一時的に促進させていきます。

■やってみるととにかく気持ち良いと体感できるはず

動き自体シンプルなので、そんなに効果あるのかな?と感じるかもしれませんが、やってみると肩が凝っている人ほど気持ち良く刺激が入る感覚がたまらないはずです。冷房によって体の冷えを感じる方や、冷たいものが大好きな方はもちろん、すでに凝りを感じて辛い方もぜひトライしてみてください。座りながらでもできるので、やれる機会は多いはずです。ゆっくりじんわり体も心も緩める時間を作っていきましょう。

ライター/古賀奈津美(ヨガ講師)