肩こりさんは肩だけでなく上半身全体がガチガチ…だから【たった1分】の脱力ストレッチでゆるゆるに

AI要約

肩こりが続くと、肩そのものだけでなく上半身全体が硬くなりがちです。たった1分から始められるガチガチ緩和の脱力ストレッチで、少しずつゆるんだ感覚を味わってみましょう。

厚生労働省による「令和4年国民生活基礎調査」によると、肩こりは腰痛に次いで、日本人男女に多く見られる自覚症状です。肩こりの人は肩の筋肉が緊張して硬くなり、巻き肩や猫背、首の前傾など、自然と姿勢が悪くなります。これが筋肉の緊張部分を広げ、肩以外の上半身もガチガチになり、力を抜くのが苦手になる傾向があります。肩こりは国民病とも言われるほど一般的ですが、それゆえに仕方がないと諦めたり、我慢していませんか?

一日に感じたこりやガチガチ感を完全に無くすことは難しいかもしれませんが、少しでも解消する習慣をつけることは、症状の悪化を防ぐために大切です。そこで今回は、上半身の力を抜いて硬くなった筋肉をゆるめ、血行の改善を促し、ガチガチ感を緩和するストレッチを紹介します。1分もあればでき、クッションなどで体をサポートしながら楽に行えます。寝る直前のベッドの上でもできるのでおすすめです。

肩こりさんは肩だけでなく上半身全体がガチガチ…だから【たった1分】の脱力ストレッチでゆるゆるに

肩こりが続くと、肩そのものだけでなく上半身全体が硬くなりがちです。たった1分から始められるガチガチ緩和の脱力ストレッチで、少しずつゆるんだ感覚を味わってみましょう。

■肩こりさんが硬いのは肩だけではない

厚生労働省による「令和4年国民生活基礎調査」によると、肩こりは腰痛に次いで、日本人男女に多く見られる自覚症状です。肩こりの人は肩の筋肉が緊張して硬くなり、巻き肩や猫背、首の前傾など、自然と姿勢が悪くなります。これが筋肉の緊張部分を広げ、肩以外の上半身もガチガチになり、力を抜くのが苦手になる傾向があります。肩こりは国民病とも言われるほど一般的ですが、それゆえに仕方がないと諦めたり、我慢していませんか?筋肉が常に緊張していると、リラックスすることが難しくなります。この状態が続くと、さらに筋肉が硬くなり、血行が悪くなり、痛みや不快感が増すという悪循環に陥ることがあります。

■上半身のガチガチを少しでも解消しよう

一日に感じたこりやガチガチ感を完全に無くすことは難しいかもしれませんが、少しでも解消する習慣をつけることは、症状の悪化を防ぐために大切です。そこで今回は、上半身の力を抜いて硬くなった筋肉をゆるめ、血行の改善を促し、ガチガチ感を緩和するストレッチを紹介します。1分もあればでき、クッションなどで体をサポートしながら楽に行えます。寝る直前のベッドの上でもできるのでおすすめです。

■上半身を完全脱力、たった1分でOKのらくらくストレッチ

クッションなどを2つ用意します。

<やり方>

① 両脚を伸ばして座り、足の裏どうしを合わせて両膝を軽く外側に開く。内もものストレッチが目的ではないので、合わせた足を少し遠ざけ、両脚に余計な力が入らないようにする。

② 息を吐きながらゆっくりと上半身を倒していく。腰から背中がゆるやかに伸び、頭の重さを利用して上半身をだらりと脱力する。両腕の力も完全に抜き、腕の重さも意識する。上半身をゆっくりと左右にゆらして、さらに力を抜くのもおすすめ。脱力状態を続けたまま、呼吸をゆったりと続けて1分ほどキープ(1分以上続けてもOK)。落ち着いた呼吸で心身がゆるんでいくのを感じる。

 ③終わったら両手で床を押しながら頭が最後になるように上半身をゆっくりと起こしていく。

ライター/吉田加代子(ヨガ講師)