レシートは「捨てない派」の人が多いって本当ですか?私は「捨てる派」ですが、取っておくメリットが知りたいです。
レシートは支出管理や返品時に役立つため、捨てずに保管することがおすすめ。
LINEリサーチによる調査では、9割近い人が買い物時にレシートを受け取っている。
4割弱の人が内容を確認した後に捨てると回答しており、年代別にも結果に違いが見られる。
買い物をした際に発行されるレシートを、保管せずに捨ててしまう人もいるのではないでしょうか。あるいは、受け取ることなく店を後にする人もいるかもしれません。
しかし、レシートは支出管理に役立ったり、後で返品が必要になった際に持参が必要になったりするため、すぐに捨てるのは避けるのをおすすめします。捨てるのであれば、確実に返品の必要がない、支出の確認が完了した後にしましょう。
本記事では、買い物のときにレシートを受け取る人の割合をはじめ、レシートを捨てずに管理するメリットなどをまとめています。
LINEヤフー株式会社(東京都千代田区)が提供する、LINEリサーチ運営の調査メディア「リサーチノート」が行った調査(実施時期:2023年4月、調査対象:日本全国の15~64歳の男女5254名)によると、ふだん買い物のときにレシートを受け取る人の割合は以下のとおりです。
●毎回受け取る:67%
●受け取ることのほうが多い:22%
●受け取らないことのほうが多い:9%
●まったく受け取らない:2%
毎回受け取る、受け取ることのほうが多いを合算して、9割近い人が買い物をしたときにレシートを受け取っているとのことです。また、年代別(10~60代)の調査でも、すべての年代において「毎回受け取る」と回答した人が最多でした。
なお、毎回受け取ると回答する人は年代が上がるほど、高くなる傾向です。実際に60代の回答者は、毎回受け取ると回答した人が85%、受け取ることのほうが多いと回答した人が10%となっています。
■調査対象者の4割弱が内容を確認したら捨てている
同調査を通して、買い物をしたときにレシートを受け取る人が多いことを確認できましたが、いつまでも保管しているわけではありません。なぜなら「買い物のときに受け取ったレシートはどうする?」の質問に対し、4割弱が内容を確認したら捨てると回答しているからです。
また、年代別に見ても10代を除くすべての年代において「内容を確認したら捨てる」の割合がもっとも高く、その他に「支出の記録に記載・入力するために取っておく」「特に何もしないで、財布に入れたりどこかに置いたりしておく」という回答も見られました。