「ウエル活」は新Vポイント誕生でどう変わったのか? ウエルシアに行ってみた

AI要約

ウエルシア薬局のポイント制度が2024年5月に大きく変化した。以前はWAON POINTとVポイントの両方が貯まり、実質2%のポイント還元が可能だったが、現在はWAON POINT中心の還元率に変更され、ポイント還元率は1.5%となった。

これにより、ドン・キホーテのポイント還元率と比較すると、ウエルシアのポイント還元率が引き下げられたことがわかる。また、キャンペーン活用が重要となっている。

さらに、毎週月曜日のポイント2倍デーでは、現在はWAON POINTのポイントが2倍貯まるサービスが提供されている。

「ウエル活」は新Vポイント誕生でどう変わったのか? ウエルシアに行ってみた

ウエルシア薬局での「ポイ活」は「ウエル活」と呼ばれ、WAON POINTと旧Tポイントが効率よく貯まることからポイ活民に人気でした。しかし貯まるポイントがWAON POINTと旧Tポイントであったことから、TポイントがVポイントへと統合された影響を受けて、2024年5月からポイントの貯め方が大きく変化。

2024年5月以降、ウエル活はどう変わったのか意外と把握しきれていない方も多いのでは? 今回はリニューアル後のウエルシアに行ってみて、実際にポイント制度がどう変わったのか確認してみました。

そもそもウエルシア薬局はWAON POINTとVポイント(旧Tポイント)の両方が同時に貯められるドラッグストアでした。これまではWAON POINTとVポイント(旧Tポイント)の両方がそれぞれ1%還元され、一回の買い物で実質2%のポイントが貯まり、ポイントの二重取りも可能。なおかつ「お客様感謝デー」や「ポイント2倍デー」を狙うとさらにポイントが貯まりました。

しかし、前述したTポイントのVポイントへのとうごうをきっかけに2024年5月に制度を改変。WAON POINT中心の還元となりました。具体的に2024年7月(※記事執筆時点)の還元率を見ていきましょう。

■基本ポイントの還元率

2024年5月からWAON POINTは1%還元、Vポイントは0.5%のみの還元に(※ウエルシアメンバーの場合)。つまり、計2.0%還元が1.5%になりました。

キャンペーンを一切考慮しない場合「実質1.5%還元」は高いと言えるのかどうか、は実は微妙なところです。たとえばドン・キホーテの電子マネー「majica」では、1年間で50万円以上利用すると「シルバー会員」になることが可能。お買い物時のポイント還元率は常に2%です。

つまり従来ならばドン・キホーテのシルバー会員に相当する還元率があったものの、2024年5月以降は1.5%に引き下げ(※ポイント2倍デーなどのキャンペーンは考慮していません)。

ウエルシアで年間50万円以上買い物しており、なおかつその内訳が化粧品や家事用品、食べ物、お酒などの場合、それらと同じラインナップはドン・キホーテでも揃うかもしれません。年間の買い物額と内訳次第では、ドン・キホーテの方がお得な水準へと大きく引き下げられていると言えます。2024年5月以降もウエル活をお得にしたいならば、より一層のキャンペーン活用は不可欠と言えそうです。

■毎週月曜日ポイント2倍デーはどうなった?

ウエルシア薬局では曜日や日にちでキャンペーンを行っていますが、毎週月曜日に行われている「ポイント2倍デー」では、WAON POINTが基本の2倍貯まるサービスになりました。