「これが最初で最後」冨永愛、美しすぎるすっぴんを公開! 今のリアルな自分を詰め込んだ新刊エッセイについて語る【インタビュー】

AI要約

冨永愛さんが最新エッセイ『冨永愛 新・幸福論 生きたいように生きる』で、41歳の幸せについて綴っている。

エッセイは心を込めて執筆され、自身を表現する難しさや初の“すっぴん”撮影についても触れられている。

冨永さんの独自の考えやチャレンジ精神が、仕事、美容、子育てなどの様々なエピソードを通して垣間見える。

「これが最初で最後」冨永愛、美しすぎるすっぴんを公開! 今のリアルな自分を詰め込んだ新刊エッセイについて語る【インタビュー】

 世界的なトップモデルであり、近年は俳優としても注目される冨永愛さんが最新エッセイ『冨永愛 新・幸福論 生きたいように生きる』(主婦の友社)を上梓。本書に「41歳の冨永愛はわりと幸せなんです」と綴る自身が、幸せをつかむために心がけてきたこととは? 発売を記念したトークショーで語られた冨永さんの言葉には、唯一無二のチャレンジを重ねてきた彼女だからこそ辿り着いた、独自の考えがちりばめられていました。

 自身が「今の私が全部入ってます」と語る最新エッセイ。じつは、この本を出すかどうかギリギリまで迷っていたとか。「この年齢で人生の総集編を語るなんて生意気だし、おこがましい気がして。心を決めてからは、責任を持ってやり遂げました。言いたいことを語ったというより、今の自分を詰め込んだのでぜひ読んでください、という感じです。雑誌の撮影だと服のストーリーやイメージに合わせて表現するけど、自分を表現するのは難しかった。でも楽しかったし、いい勉強になりました」。

 カバー写真や巻頭に収められたビジュアルは、ほぼ初めての「すっぴん」で撮影されたもの。「私としては裸になったような気持ちで、だいぶ恥ずかしかった。この本のためにはできて良かったけど、最初で最後だと思う」。

 本書には、仕事、コンプレックス、運、美容、子育て、女性の性…など各世代の心に響きそうなエピソードが綴られている。記憶に新しいのは、ドラマ『大奥』(NHK)で演じた徳川吉宗役だろう。時代劇への出演は冨永さんの長年の夢であったため、オファーがなくても馬術と殺陣の腕を磨き、準備していたことが本書で明かされている。「やりたいことを言葉にして伝えてきた人生だったなと思います。時代劇に出たいとテレビで話したのを脚本家の方が見ていてくださった吉宗役のように、万に一つ、チャンスがあるかもしれない。オファーがなくても準備していたのは、時間がないと出せる力が減ってしまうから。結果はもちろん大事だけど、後悔しないためにも、力を出し切ることは大事だと思う」。