いざ、ゴールドコーストへ! カンタス航空のビジネスクラスでラグジュアリー旅行記

AI要約

カンタス航空のビジネスクラスを利用してオーストラリアのゴールドコーストへ旅行する魅力を解説。

東京・成田発のフライトは快適なオーバーナイトフライトで、理想的なスケジュール。

ビジネスクラスのサービスや機内環境、食事など、至れり尽くせりの体験ができる。

いざ、ゴールドコーストへ! カンタス航空のビジネスクラスでラグジュアリー旅行記

オーストラリアのゴールドコーストに向かうなら、やはりナショナルフラッグキャリアのカンタス航空が断然、便利だ。なかでも快適だったビジネスクラスのおすすめポイントを男性美容家・藤村岳が解説する。

東京・成田発、ブリスベン行きのQF62は、オーバーナイトフライト。21時30分に出発し、翌朝7時25分に到着する。日々を忙しく過ごすビジネスパーソンならギリギリまで仕事をし、機内で眠った後はすぐバカンスへと切り替えられる、理想的なフライトと言える。フライト時間は8時間50分と長すぎないのもありがたい。

ビジネスクラスの機内に足を踏み入れると、気品がありつつもオージーらしい開放的でなんとも温かみのあるポジティブな空気があふれる。ウエルカムドリンクにシャンパーニュをオーダー。グラスを傾けながら、出発準備が整うのを待つ。異国へと向かう長いフライトの中で、最も醍醐味を感じる瞬間ではないだろうか。大いなる期待とほんの少し抱く未知なるものへの不安の入り交じった感情を淡黄色の泡で流し込めば、心がほぐされていくのがわかる。

現在、使用されている機体はエアバス330型機。そのビジネスクラスは、1-2-1の座席配置を採用し、すべての座席が通路に面しているのでたとえ隣に人がいてもストレスなく移動できる。プライベート感を重視した設計で、静かに過ごしたい人に最適だ。

さて、気になるのが食事。時刻が遅いフライトなのであまり重たくないものが供される。事前にオーダーすれば、サステナブルイーティングの一環として、ヴィーガンなどを選ぶことも可。地元オーストラリアの食材をふんだんに使用した料理は、機内であることを忘れるかのような洗練されたもの。きっとそれは、デイビッド・カオン氏がデザインした洗練された食器でいただくというのも理由のひとつだろう。さらにソムリエのニール・ペリー氏が選んだワインたちも華を添える。オーストラリアやニュージーランド、フランスの珠玉のワインが並ぶ。