脇腹のぜい肉(ラブハンドル)を撃退!取り除くのに効果的な食生活や避けたい食品リストも公開

AI要約

脇腹に脂肪がつくのは身体機能を守るための当然なこと。

脂肪が蓄積されやすい場所は遺伝的要素によるものであり、内臓脂肪は健康リスクを引き起こす可能性がある。

ラブハンドルを減らすには、適切な運動と食事のプランを継続的に取り組むことが大切。

脇腹のぜい肉(ラブハンドル)を撃退!取り除くのに効果的な食生活や避けたい食品リストも公開

“ラブハンドルの取り除き方”をネットで調べる女性の数は、毎月平均2900人。でも、脇腹にぜい肉がつくのはいたって当たり前のこと。そもそも脇腹に脂肪がつきやすいのは、重要な身体機能を守るためなんだから。

NASM(全米スポーツ医学アカデミー)認定パーソナルトレーナーで、フィットネスジム『Ultimate Performance』のオンライントレーニングを率いる身体組成エキスパートのエリオット・アプトンによると、内臓器官と生殖器官を守るための原始的なメカニズムによって、脇腹は、もっとも脂肪がつきやすい部位のひとつになっている。

とはいえ、脇腹の脂肪は内臓脂肪にカウントされる。内臓脂肪は、組織と臓器の炎症を誘発し、血管を狭くして、心疾患を引き起こすことがあるため体に悪い。内臓脂肪が必ず心疾患を引き起こすわけではないけれど、心配な人は医師に相談するか、サステナブルかつヘルシーな食生活で身体組成を変えるといい。この記事では、イギリス版ウィメンズヘルスからその具体的な方法を紹介していく。

「摂取するカロリーが運動で消費するカロリーよりも多ければ、体脂肪が増えると思ってください」とアプトン。「そして脇腹は、ぜい肉が付きやすい場所のひとつです」

フィットネスジム『Embody Fitness』のパーソナルトレーニングディレクター、トム・ワードによると、脂肪が付きやすい場所は遺伝的に決まっており、それに応じて体脂肪は、体中の異なる部位に蓄積する。でも、これは内臓脂肪と生殖機能を外界から守るため。言うなれば、体の自己防衛機能みたいなもの

ラブハンドルは部分的に遺伝によるもの。体に関することは大体、遺伝的素因(この場合は、どこに脂肪が付きやすいか)、食生活、運動、ストレスレベルによって決まる。

これは、あなたのエクササイズと食生活、それぞれに費やす時間で変わる。「運動と食事のプランを真面目に取り組むほど、ラブハンドルは早く減ります」とアプトン。

でも、短期的に極端な食事制限をするよりも、少しずつ着実に減らしたほうが効果的。ワードによると、健康的なダイエットとは、1週間に体脂肪を0.5~1%ずつ減らしていくことを言う。つまり、「体系化された運動と食事のプランに従えば、8~12週間で体脂肪率に明らかな変化が見られるはずです」