悠仁さま「東大進学」にトランプ米前大統領の狙撃事件が影響…東京23区内で圧倒的な敷地内の警備問題(田中幾太郎)

AI要約

悠仁さまが進学先として考えている東大農学部について、研究員や関係者の懸念が高まっている。

悠仁さまの入学により、自由な雰囲気やバンカラ的な雰囲気が壊れる可能性が指摘されている。

警備問題や宮内庁と警察の緊張感が高まり、悠仁さまの進学先選びに関連する懸念が広がっている。

悠仁さま「東大進学」にトランプ米前大統領の狙撃事件が影響…東京23区内で圧倒的な敷地内の警備問題(田中幾太郎)

【秋篠宮家の学校選び】#24

「歓迎するかと問われれば、正直、戸惑ってしまいます」と本音を明かすのは悠仁さまの進学先として第1候補に挙がっている東大農学部の研究員のひとりだ。昆虫学を究めたい悠仁さまは推薦入試で同学部を目指しているとされるが、関係者の多くが懸念しているのは警備問題。悠仁さまが東大キャンパスに踏み入ることになれば、これまでの自由な空気が一変するのは確実だ。

「農学部は東大の中で最も開放的な学部。どんな時間でも好き勝手に研究室に入ることができる。何週間も部屋に閉じこもって実験を続ける“ブラックラボ”(暗黒の研究室)もあります」

 農学部は明治初期に開設された農学校が前身。良くも悪くも他のことには目もくれないオタクっぽいところとバンカラ的な雰囲気が残っている。悠仁さまの入学でそれが壊されてしまうと心配する関係者は少なくない。

「悠仁さまのトンボ論文を読ませてもらったが、研究者として優れているのは間違いないし、オタクとしての素養も備えていると思う。しかし、夜中に研究室で実験に挑む姿は想像できないし、もしそうなったらキャンパスの警備が一層強化されるのは必至で、ボクらは困ってしまいます」

■宮内庁と警察の緊張感も高まる

 東大農学部のある本郷地区キャンパスは部外者でも比較的、自由に出入りができるが、悠仁さまが入学すれば、「態勢を変えざるをえないだろう」(理系教授)という。宮内庁OBも「2年生まで通う駒場地区も含め、東京23区内にある大学としては圧倒的な面積を有するキャンパスを従来のやり方で警護するのは非常に難しい」と話す。現在、悠仁さまが通う筑波大付属高校の警備とは比べものにならないリスクをともなう。宮内庁と警察の緊張感は以前にも増して高まっている。

「やはりトランプ前大統領の狙撃事件が影響している。要人警護に経験が豊かな米国ですら、ああしたことが起こる。悠仁さまを守れるのか、一気に不安が膨らんでいる」

 安倍晋三元首相、岸田文雄首相と立て続けに襲われ、見えない敵から要人を守る能力が疑われだした警察。銃刀法もどれだけ機能しているか怪しくなっている。10年前には神奈川県の大学職員が3Dプリンターで拳銃を製造し逮捕された。さらなる心配の種はタッグを組まなければならないはずの宮内庁と警察がしっくりいっていないこと。警察庁から出向していた秋篠宮家を支える皇嗣職宮務官のひとりが今年初め退職した。その後、警察庁は代わりになる宮務官を送り込んでいない。

「紀子さまと警察の間で感情的な行き違いが生まれているんです。こうした状況に手をこまねいているだけの宮内庁に対しても、警察は不信感を募らせている」と前出の宮内庁OBは説明する。そうした中で悠仁さまが東大に合格した場合、現場が混乱するのは避けられない。「宮内庁の誰にも悠仁さまがどの大学を目指すのかいまだ伝わっていない」というだけに、いち早い決断が望まれる。

(田中幾太郎/ジャーナリスト)