悠仁さま“トンボ論文”研究の場「赤坂御用地」に侵入者 専門家が警備体制、過去の侵入事件を解説

AI要約

秋篠宮家の悠仁さまが文化部のインターハイに出席するため岐阜県を訪れる。大学受験を控えているが、学校行事の都合で同行する。

悠仁さまは東京大学など有名大学を受験予定で、東大推薦が期待されている。環境保護に関する論文を発表し、国際昆虫学会議にも登壇する予定。

赤坂御用地での不審者侵入事件が発生し、警備体制に疑問が投げかけられている。悠仁さまにとって大切な研究の場であり、安全対策がますます重要となる。

悠仁さま“トンボ論文”研究の場「赤坂御用地」に侵入者 専門家が警備体制、過去の侵入事件を解説

 7月31日から“文化部のインターハイ”と呼ばれる「全国高校総合文化祭」に出席するため、岐阜県を訪れる秋篠宮家の悠仁さま。地方公務への同行はこれで2度目となる。大学受験を控えるが、夏休み中であり「学校行事などの都合がついたため同行される」という。

 悠仁さまの進学先を巡っては東京大学や京都大学、筑波大学などの有名大学が候補として取り沙汰されている。特に本命視されている東大については、「学校推薦型選抜制度(旧推薦入試)での入学を目指しているのではないか」と各メディアで報じられてきた。

 東大推薦の重要なポイントと見られるのは、悠仁さまが昨年11月に発表した『赤坂御用地のトンボ相──多様な環境と人の手による維持管理──』という論文。秋篠宮家の住居がある赤坂御用地内に生息するトンボの生態をテーマとしたものだ。さらに8月25日から5日間開催される「第27回国際昆虫学会議(ICE2024 Kyoto)」にもエントリーしており、こちらは皇居内でのトンボの生態についての論文をポスター発表する予定だという。

 フィールドワークの場でもある赤坂御用地に衝撃が走ったのは6月30日のこと──。白昼堂々、不審者が侵入し現行犯逮捕されたのだ。皇宮警察本部によると犯人は午後0時25分頃、生け垣を乗り越えて敷地内に侵入したという。皇室解説者の山下晋司氏が解説する。

「もちろん365日24時間体制で警備をしています。しかし、赤坂御用地を囲う石垣はそれほど高くないため、登ること自体はそこまで難しくない。登った先にはカメラやセンサーが無数にあります。侵入してもすぐに捕まるでしょうが、警備の目をすり抜ければ敷地内に入ることはできる。侵入を許したのはこれが初めてではありません。2021年に赤坂御用地隣接の迎賓館西門から侵入した男が逮捕されました。この時は警備の手薄な迎賓館側から侵入したため、発見されるまでに約2時間もかかってしまった」

皇宮警察に赤坂御用地の警備体制について聞くと、こう回答があった。

「所要の体制で警備をしていました。今後については、警備に支障を及ぼすので、回答を差し控えさせていただきます」

 悠仁さまにとっては大事な研究の場でもある赤坂御用地。今後はより安全な環境作りが求められることになりそうだ。